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力石

最終更新日:2015年3月1日

「力石」って知っていますか?

 赤崎の集落センターや田結の田結神社等に直径50cm、重さ60kg程で表面に凹凸の少ない卵型の大きな自然石があります。これを「力石」と言うそうです。
 「力石」は、一説には石占(いしうら)から発生したとも言われます。すなわち、願い事を唱えて石を持ち上げ、その重い軽いの感触によって願い事の成否、吉凶を占うものとしてあったというのです。それが、次第に若者の力試しに転化していったそうです。
 「力石」は江戸時代から昭和初期まで全国の集落で行われていた「力くらべ」に用いられました。労働を人力に頼らざるを得ない時代には「力」はとても重要な意味を持っていました。また娯楽の少ない時代の「力石」はうってつけの役割を持ち、レクレーションの中心にあったことと思われます。
 労働の機械化や娯楽の増加により、今や「力石」の必要性は失われ、役割を終えましたが、かつて人々のコミュニケーションの中心に存在し、集落の活性化に重要な役割を果たしたものとして、立派な庶民の文化的遺産であると思われます。

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