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『与門三郎』

最終更新日:2015年3月1日

大比田の民話

 むかし大比田に与門三郎という長者が住んでいた。その与門は地方民に対して、はなはだ惨恐で重い税を取ったので非常に嫌われ、いついかなる事が起こるかわからない不穏な状態、空気があった。与門の身が血祭りに上げられるかもわからない有様になった。
 その情勢を察した与門は数日がかりで密かに家財を、大船三艘に積み込み、沖合に大船が三日三晩停泊していた。機を見て夜中に越後へ出帆逃亡した。その時置き去りにした庭に鎮守(小さい社)があり、与門社と名づけて今も小さい社が残っており、お祭りをしたこともあった。今その社は小森神社という名称になっており、与門の屋敷跡は樹木草木が繁り跡形もない。

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