国土交通省と警察庁が合同で募集する、今後の自転車通行環境整備の規範となるモデル地区に敦賀市が指定されました。
今後、自転車通行環境の積極的な整備を実施します。
■福井県内における自転車をとりまく環境
- 県内の平成9年から18年までの10年間の年間平均交通事故死傷者数は約6,400人で、このうち自転車事故による死傷者数は約679人である。
- 上記平均値を交通戦争と呼ばれた昭和46年当時（年間死傷者数9,576人、うち自転車事故による死傷者数778人）と比較すると、全事故死傷者数は3,176人減（−33.2％）であるのに対し、自転車事故による死傷者数は99人減（−12.7％）で、全事故死傷者数は順調に減少してきているにも関わらず自転車事故による死傷者数の減少は鈍い。
- 自転車が絡む交通事故の当事者は高齢者と高校生の占める割合が高く、また、少子高齢化時代にあって自転車利用者の安全確保のための走行環境の整備が急がれる。
- このため、本年6月に施行予定の自転車の通行方法に関する道路交通法の一部改正に向け、自転車利用者に対する交通マナー向上と法改正の周知徹底の広報啓発活動の展開並びに危険、無謀な運転者に対する指導取締りを強化していく予定である。
- なお、県内の歩道（1375.5km）のうち、普通自転車が通行できる区間は366区間、約492km（約36％）である。
■「自転車通行環境整備のモデル地区」についてのお問合せ先
国土交通省 近畿地方整備局 福井河川国道事務所 電話： 0776-35-2661
福井県警察本部 交通規制課 電話： 0776-22-2880
福井県 土木部 道路保全課 電話： 0776-20-0477
敦賀市 建設部 道路河川課 電話： 0770-22-8136
