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みんなの文化財 第18回 赤崎獅子舞

最終更新日:2015年3月1日


赤崎獅子舞

■第18回 赤崎獅子舞

■赤崎区の獅子舞は毎年9月15日に行われていましたが平成15年より祝日法の改正にあわせて敬老の日の前日(日曜日)に行われます。まず地区の公会堂から獅子舞が奉納される八幡宮まで、「お神楽」と称する神棚のついた長持ち箱に収めた獅子頭を、若い衆が2人で担いで運びます。この道行きの際にも笛・太鼓が演奏されます。
舞は「鈴の舞」「幣の舞」「かに」「寝」「高い山」「千秋楽」の六種類で、舞い終わるまで一時間半にも及びます。「鈴の舞」は八幡宮の神殿前で演じられ、五穀豊穣、悪疫退散を祈ります。「かに」は獅子が好物のかにを取って食べるところ、「寝」では満腹になって眠っている獅子を、サルや袋面(袋の前後に顔がかかれている)の人物、天狗等が滑稽に騒ぎ立てて起こそうとします。目を覚ました獅子は、「高い山」と呼ばれる所作、すなわち演じ手がそれまでの2人から3人になり、内1人が肩車に乗って獅子頭を高く上げるというクライマックスを迎えます。
この長い踊りは間に休憩を挟むことなく演じられるので、演じ手は獅子の着物の中に気づかれないようにもぐりこんで早替わりで交代します。またこの舞を踊りこなすには技量が要求され、三年ほど習わないといけないそうです。それだけに、優雅な動きの舞や、滑稽味のある登場人物達など、大変に見ごたえのある獅子舞で、福井県の無形民俗文化財に指定されています。

■ひとこと解説
『玉獅子』

赤崎の獅子舞は雌獅子で、その流れるような優雅な踊りは玉獅子とも称されています。
確かに、獅子がうれしそうにかにを食べている所作などは、強面の獅子頭のはずなのに、なんだかとてもかわいらしく、ほほえましい様子です。
ちなみに五幡で演じられていた獅子舞はダイナミックな所作が見所の雄獅子だということです。

情報発信元

文化振興課

敦賀市 中央町2丁目1番1号
電話:0770-22-8152
ファックス:0770-23-6944

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