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敦賀港にてヒアリ対策が実施されました

更新日:2017年7月20日

殺虫エサと調査用わなを設置する県の職員
殺虫エサと調査用わなを設置する県の職員

殺虫エサ45か所、調査用わな10か所が設置されました
殺虫エサ45か所、調査用わな10か所が設置されました

 国内各地の港などで強い毒を持った特定外来生物「ヒアリ」が確認されていることを受け、中国との定期航路のある敦賀港において、7月14日、福井県が殺虫エサと粘着シートの付いた調査用わなを設置する対策を行いました。14日現在、敦賀港ではヒアリは確認されていませんが、国土交通省が7月12日付で、ヒアリの生息する国又は地域との定期コンテナ航路のある国内68港湾に対して、殺虫エサの設置などの対策を要請しており、敦賀港での対策はこの要請を受けて実施されたものです。

殺虫エサ(左下)と調査用わな
殺虫エサ(左下)と調査用わな

調査用わなの中には粘着シートが貼ってあります
調査用わなの中には粘着シートが貼ってあります

 ヒアリ対策は、中国からのコンテナ船が寄港する敦賀港鞠山南地区国際物流ターミナルにて行われ、福井県港湾空港課や自然環境課などの職員8人が、ヒアリの生息しやすい緑地帯や土の露出している地面に殺虫エサと調査用わなを設置しました。調査用わなは1週間ほど設置したのち回収され、ヒアリがいるかの確認を行います。

 福井県港湾空港課の担当者は「ヒアリの侵入はあってはいけないこと。水際で侵入を防ぎたい。港の近くで疑わしいアリを見つけたら連絡してほしい」と話しました。

(連絡先)福井県港湾空港課

情報発信元

広報広聴課

  • 電話:0770-22-8112