更新日:2018年6月14日
真剣な表情で火おこし器を使い火おこしに挑戦する子どもたち
「福井しあわせ元気」国体・障スポの開催期間中にともされる「炬火(きょか)」に使う火をおこすイベントとして、敦賀市採火(さいか)イベントが6月6日、7日の2日間に渡り、きらめきみなと館で開催されました。
同イベントは「福井しあわせ元気」国体・障スポ100日前を記念して、福井しあわせ元気国体・福井しあわせ元気大会敦賀市実行委員会が企画しました。
採火イベントには、敦賀市スポーツ少年団の子どもたち約600人が参加し、木の摩擦熱を利用して火をおこすマイギリ式の火おこしに挑戦しました。各スポーツ少年団は着火までの時間を競い、上位10チームの火に、「気比の松原の火」「人道の港の火」など、敦賀の観光や歴史にちなんだ名前が付けられました。
火おこしに使う道具
麻布に包んだ火種に空気を送り、火を大きくする作業
おこした火をろうそくにつけた瞬間
6月6日の会場の様子
火おこしに成功した粟野ミニバスケットボ―ルの加藤愛結(あむ)さんは「火おこし器を回すのは疲れたけど、チームのみんなと協力して火をおこせてうれしかった」と笑顔で話しました。
今回誕生した10個の火は、7月28日に開催する敦賀市炬火集火式にてひとつに集められて「敦賀市の炬火」となり、その後、県内各地でおこされた火と合わさって福井国体総合開会式にて炬火台にともされます。