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沓見小学校 車いす贈呈式

更新日:2019年1月30日

全校児童が参加し行われた贈呈式
全校児童が参加し行われた贈呈式

沓見小学校で福祉教育の一環として行われているアルミ缶回収をもとに車いすを購入し、敦賀市社会福祉協議会などに贈る活動が20年を迎えました。

児童玄関に掲示されている活動の歩み
児童玄関に掲示されている活動の歩み

贈呈された車いす
贈呈された車いす

沓見小学校では、年4回、全校児童が登校班ごとに校区内の家庭を回ってアルミ缶を回収し、その収益金で購入した車いすを市社協や福祉施設などに寄贈する活動を続けています。

アルミ缶回収を呼びかけるチラシも児童が手作りしており、現在ではこの取り組みが地域に浸透し、回収日になると玄関先にアルミ缶を集めて置いてくれるなど、児童たちの活動に協力してくれる家庭も増えています。

今年度集まったアルミ缶は1,810kg(6万4百本分)
今年度集まったアルミ缶は1,810kg(6万4百本分)

今年度は、過去最高の約6万本、1,810kgのアルミ缶を回収。車いす6台を購入し、敦賀市社会福祉協議会と特別養護老人ホーム渓山荘に3台ずつ寄贈しました。

1月24日に行われた車いす贈呈式には、全校児童と敦賀市社会福祉協議会会長、渓山荘施設長や児童の保護者らが参加。
贈呈式で、敦賀市社会福祉協議会の大野会長は、社協から借りた車いすを利用して旅行した方からの感謝の気持ちを伝えるメッセージを紹介し、「みなさんの気持ちを大事にして使わせてもらいます」と挨拶しました。

アルミ缶回収活動について説明する運営委員の児童たち
アルミ缶回収活動について説明する運営委員の児童たち

運営委員会の委員長 山内一輝(やまうちかずき)さんは、「アルミ缶を集めるのは大変だけど、贈呈した車いすを使ってくれた人の話を聞いて、人の役になっているんだと思ってうれしかった。日頃の生活が少しでも良くなってくれたら」と話しました。

情報発信元

広報広聴課

  • 電話:0770-22-8112