更新日:2025年2月20日
杉原千畝領事代理が発給した”命のビザ”を携えたユダヤ難民が敦賀港に上陸した1940年代、ビザ発給の舞台となったリトアニアでも多くの人々がナチス・ドイツやソ連による支配に苦しんでいました。特に、反ソ的とみなされた数十万人のリトアニア人は北極圏やシベリアなどの流刑地に送られ、過酷な労働を強いられ長期間にわたり抑留されました。
本展では、リトアニア国立博物館の協力のもと、ソ連政府が行った政治的弾圧と人々を待ち受けていた過酷な運命、そして、そのような状況の中でも祖国へ帰還する望みを持ち続け、人としての尊厳や民族的アイデンティティを失うことなく生きようとした彼らの不断の努力や生きた証を紹介します。
2025年3月15日(土曜)から2025年6月15日(日曜)まで
人道の港 敦賀ムゼウム 企画展示室
人道の港 敦賀ムゼウムの入館料が必要です
(大人一般500円 小学生以下一般300円)
人道の港 敦賀ムゼウム
リトアニア国立博物館
帰還者たちの記憶ミュージアム
駐日リトアニア共和国大使館