部活動地域展開（地域移行）について

地域展開とは、これまで学校が主体となってきた部活動を新たに地域の多様な主体が運営・実施する地域クラブ活動に展開することです。

国（スポーツ庁・文化庁）が、令和5年度から令和7年度までの3年間を部活動の改革推進期間として、全国で部活動改革が進められています。

令和7年5月に出された「地域スポーツ・文化芸術創造と部活動改革に関する実行会議」の最終とりまとめでは、令和8年度から令和13年度までを改革実行期間とし、休日については全ての学校部活動において地域展開の実現を目指すことになっております。

また、令和8年度から令和10年度までを休日の部活動改革実行期間の前期、令和11年度から令和13年度までを後期とし、現在、部活動の地域展開に着手していない地方公共団体においても、前期で休日部活動地域展開に取り組むよう方針が示されております。

敦賀市では、令和5年度から国の実証事業に参加し、月に1回ずつ休日の学校部活動を地域クラブの活動へと段階的に移行しています。令和7年度は、原則第3週の休日は学校部活動、残りの休日は、地域クラブの活動可能日となっており（月によって学校部活動の日が変わることがあります）、令和8年度は、休日の部活動を実施せず、地域クラブのみが活動を行う予定です。

令和7年度現在、国の実証事業として敦賀市において、中学生の休日の活動を行っている地域クラブは、軟式野球、剣道、柔道、ソフトテニス、バレーボール、ハンドボール、吹奏楽の7種目があります。また、実証事業に参加していない種目においても、民間のクラブチームとして活動している種目もあります。

敦賀市では、休日部活動の地域展開（地域移行）について、令和4年11月より敦賀市スポーツ協会所属団体の関係者や市民ジュニア吹奏楽団の関係者等と、令和4年度に2回、令和5年度から令和6年度に5回、令和7年度に3回、意見交換や情報共有及び協議を重ねてきました。（吹奏楽は令和3年より国先行モデルとして実施しています。）

令和6年度と令和7年度に、市内中学校の新入生保護者会において、敦賀市部活動地域移行統括コーディネーターや学校教育課担当職員による部活動の地域展開についての説明を行いました。

令和6年度は2月から3月に市内で活動している地域クラブの見学会を実施しました。
令和7年度の実施予定は以下のとおりです。（1月から3月の予定につきましては、日程が決まり次第随時掲載いたします。）

• 活動校以外の学校の児童・保護者の方の見学も可能です。
• 見学する場合の連絡は必要ありません。服装は自由です。
• 見学の時間は自由です。途中から参加、途中での帰宅も可能です。
• 保護者の方の見学も可能です。
• 見学者の保険には加入しておりません。行き帰りや見学中の事故等については保護者の責任でお願いします。
• 体育館での活動見学の場合は、内履きシューズを持参してください。