更新日:2025年10月23日
化学物質過敏症とは、ごくわずかな化学物質により頭痛や吐き気など、心身に様々な症状が現れる状態です。この病気の原因や発症のメカニズムなどは分かっていないことが多く、誰にでも発症するリスクがあります。
結膜炎、鼻炎、咽頭炎、皮膚炎、気管支炎、喘息、動悸、不整脈、胃腸症状、異常発汗、不眠、不安、うつ状態、記憶困難、集中困難、価値観や認識の変化、痙攣、頭痛、発熱、疲労感など様々な症状が報告されています。
(注意)
化学物質過敏症と思われる症状の場合でも、他の疾病であることがあります。最寄りの医療機関の内科、アレルギー科、小児科、耳鼻咽頭科、皮膚科等の各症状に応じた専門医へまずはご相談ください。
私たちのごく身近にあるものが影響して、心身に不調をきたし、辛い思いをされている方がおられます。
洗剤や芳香剤、殺虫剤、除草剤などに含まれる化学物質が原因となり、頭痛や倦怠感などの症状を誘発することがあります。
化学物質過敏症という疾患があることをご理解いただき、症状を誘発するものを使用する際は周りの方へご配慮いただきますようお願いします。
福井県ホームページ「シックハウス症候群・香害・化学物質過敏症について」
厚生労働省ホームページ「生活環境中の化学物質の流通規制と安全対策」
啓発ポスター「その香り困っている人もいます」(PDF:828KB)