みなとつるが山車会館　別館常設展示『敦賀城主　大谷吉継』

　大谷吉継は、豊臣家の家巨で石田三成や浅野長政などの五奉行に次ぐ地位にあった武将です。

　吉継は賤ヶ岳の合戦以後も、小田原攻め、奥羽出兵など数々の功績を上げました。
　また、敦賀の領主を務め、敦賀城を拡張するなど、敦賀のまちの整備にも力を注ぎました。
　石田三成の盟友として知られ、ドラマや小説等で描かれることもあり、義に厚い武将として慕われています。
　
　当館にて保管、展示している「つるがの山車」の中にも、大谷吉継の武者人形が飾られたものがあります。
（注）山車は保存のため隔年で展示しており、ご覧いただけない場合もございます。

　「大谷吉継と敦賀」をテーマに、敦賀城主となった吉継の領地経営の足跡をたどります。
　その時代における敦賀湊の物流や、吉継と領地の人々との交流を伝える資料を展示しています。
　また、吉継の人物像について、各地に残る関連資料から探ります。
　古文書の見方を楽しく解説する「よっしーの古文書のみかた」もおススメです。

　本館の1階ロビーに、吉継が拡張、整備した敦賀城に関するミニ展示コーナーがございます。
　城があったとされる伝承区域での発掘調査で発見された出土資料（敦賀城に関するものと推定される礎石や陶磁器）などを展示しています。

現在、ファンコーナーは感染症対策のため、お休みさせていただいております。
　別館常設展示室の中にファンコーナーを設けています。
　敦賀を訪れる熱心な吉継ファンの皆さまに楽しく過ごしていただけるよう、【よっしーおみくじ】や【吉継さまへの恋文ノート】などを設置しています。
　関連書籍や、よっしー宛てに届いたお便りなども紹介します。

つるガイド（外部サイト）