更新日:2021年8月24日
フレイルは健康な状態と介護が必要な状態の間の「虚弱」な状態
「フレイル」とは、年をとって筋力・認知機能・社会とのつながりなどの「心身の活力」が低下した(虚弱な)状態のことを言います。
多くの人が、健康な状態からフレイルの段階を経て要介護状態に陥ると考えられていますが、フレイルであることに早めに気づいて適切な対策をすれば、健康な状態に戻ることもできます。
フレイルの最も大きな原因のひとつが筋肉の衰え(サルコペニア)です。フレイルを予防するためには、自分の筋肉の衰えを知ることが大切です。
そこで、まずは自分の筋肉量を測ってみましょう。
計測器は使わずに、自分の指を使う簡易型のチェックです。
指輪っかテスト測定方法1
両手の親指と人差し指で輪を作ります。
指輪っかテスト測定方法2
利き足ではない方のふくらはぎの一番太い部分を力を入れずに軽く囲んでみましょう。
筋肉の衰え(サルコペニア)は、栄養不足、転倒・骨折、認知症になるリスクを高めます。
出典:フレイル予防ハンドブック(監修:飯島勝矢 東京大学高齢社会総合研究機構)
「からだ」・「こころ」・「社会とのつながり」はどれもフレイルと関係します。
自分の状態を確認し、健康長寿を目指してフレイル予防を実践しましょう!