更新日:2024年2月7日
津波はいつ来るかわかりません。もしもの時、津波から避難できるようにするためには、日頃から津波ハザードリスクを正しく理解し、逃げられるよう準備する必要があります。
津波ハザードマップや防災ハンドブックで、津波による警戒区域や避難場所、避難経路をあらかじめ確認しておきましょう。
また、防災訓練に参加して避難ルートなどを確認したり、家族に小さい子どもや、お年寄り、病人などがいる場合は、どう避難させるかあらかじめ考えておくことも大切です。
海の近くで強い揺れを感じたとき、または弱くても長い時間ゆっくりとした揺れを感じたときは、直ちに「より高いところ」を目指して津波から逃げましょう。
揺れを感じていなくても、大津波警報や津波警報を見たり聞いたりしたら、急いで逃げてください。
「周囲の人が避難しないから大丈夫」ということはありません。自ら率先して避難行動をとることが、ほかの地域住民の避難を促します。
自動車による避難は、交通障害の原因となったり、避難支援活動の妨げになるおそれがあります。津波から避難するときは、徒歩により避難するようにしましょう。
地震や津波は自然現象であり、想定を超える可能性があります。「浸水想定区域外だから大丈夫」「津波警報がでていないから大丈夫」ということはありません。
地震がおさまっても、津波は繰り返し襲ってきて、後から来る津波の方が高くなることがあります。
また、避難後は最新の情報を確認し、津波警報等が解除されるまでは、荷物を取りに戻ったり、様子を見るために海岸に近寄らないでください。
「津波フラッグ」は大津波警報、津波警報、津波注意報が発表されたことをお知らせする旗です。海水浴場や海岸付近で津波フラッグを見かけたら、速やかに避難を開始してください。
「安全を確保するための行動」(気象庁ホームページより)