更新日:2025年4月11日
子宮頸がんは、女性なら誰でもかかる可能性のある病気で、特に20代から30代の若い女性で急増しています。
子宮頸がんとは、子宮の入口(頸部)にできるがんです。発症には、主にHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染が原因とされています。初期には症状がほとんどないため、自覚症状がなく進行していきます。
日本では毎年、約1.1万人の女性が子宮頸がんになり、約2,900人の女性が亡くなっています。福井県では、人口10万人あたり約10人が亡くなっています(令和3年)。
患者は20代から増え始め、30歳代までにがんの治療で子宮を失ってしまう(妊娠できなくなってしまう)人も、1年間で約1,000人います。
子宮頸がんを予防するためには、HPVワクチンの接種と、子宮頸がん検診の受診の2つが重要です。
HPVワクチン(ヒトパピローマウイルス感染症予防接種)について
年度末年齢20歳以上の女性(令和8年3月31日時点)
令和7年6月2日(月曜)から令和8年2月28日(土曜)まで
子宮の入口を特殊なブラシで擦って細胞を採り、異常な細胞がないか顕微鏡で確認します。
子宮頸がん検診では、がんになる前の前がん病変や、ごく初期のがんを高精度に発見できます。
検査後は、少々の出血がみられることはありますが、痛みの少ない検査です。
1,000円
ただし、以下の方は無料
敦賀市から子宮頸がん検診のお知らせ(PDF:1,060KB)