更新日:2024年12月10日
原子力発電所の周辺では、定期的に農作物や飲料水、海産物などを採取して、放射能の濃度などを検査し、原子力発電所の運転による環境への影響を調査しています。
今回の測定期間では、発電所からの放射性物質の放出による線量上昇は観測されず、環境安全上の問題となる影響は認められませんでした。
観測地点 | 月間平均 | 3か月間の 最高値 |
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4月 | 5月 | 6月 | |||
1 | 白木峠A | 61.8 | 59.4 | 61.5 | 115.5 |
2 | 白木A (白木公民館) | 65.8 | 65.9 | 67.9 | 125.4 |
3 | 松ヶ崎D | 62.6 | 62.1 | 63.7 | 115.0 |
4 | 白木 1 D (もんじゅ 北東) | 65.0 | 65.7 | 68.0 | 112.1 |
5 | 白木 2 D (もんじゅ 東南東) | 38.9 | 38.4 | 40.3 | 94.9 |
6 | 白木 3 D (もんじゅ 南南東) | 53.5 | 53.2 | 55.1 | 109.5 |
7 | 白木 4 D (もんじゅ 南西) | 46.0 | 46.1 | 47.9 | 101.7 |
8 | ふげん北D | 60.6 | 60.7 | 62.3 | 113.3 |
9 | ふげん西D | 36.1 | 35.7 | 37.8 | 95.6 |
10 | 立石山頂B | 72.7 | 73.1 | 75.8 | 133.4 |
11 | 立石A (八坂神社) | 55.6 | 55.4 | 56.4 | 88.1 |
12 | 立石B (集落入口) | 86.4 | 87.9 | 90.9 | 105.4 |
13 | 猪ヶ池B | 77.0 | 76.9 | 79.2 | 145.4 |
14 | 水試裏B(水産試験場裏) | 77.0 | 77.5 | 80.3 | 126.4 |
15 | 浦底A (明神寮下) | 57.9 | 57.4 | 58.5 | 103.5 |
16 | 浦底B (剣神社西) | 77.7 | 76.1 | 77.2 | 135.4 |
17 | 色ヶ浜B | 78.6 | 77.8 | 79.2 | 126.7 |
18 | 縄間D | 71.8 | 70.5 | 72.1 | 115.1 |
19 | 敦賀A (合同庁舎前) | 61.2 | 60.5 | 61.5 | 105.1 |
20 | 赤崎D | 49.0 | 48.6 | 49.7 | 98.1 |
21 | 五幡B | 46.4 | 45.8 | 46.9 | 104.7 |
22 | 阿曽D | 47.0 | 46.8 | 48.0 | 103.1 |
23 | 杉津B | 51.4 | 50.8 | 52.2 | 110.8 |
24 | 東郷A (旧咸新小) | 61.6 | 61.1 | 62.4 | 109.3 |
25 | 粟野A (黒河小) | 65.2 | 61.6 | 65.5 | 111.4 |
26 | 疋田A (愛発公民館) | 83.8 | 83.3 | 85.5 | 137.0 |
線量率単位:nGy/h(1時間毎の値) |
(出典:福井県環境放射能測定技術会議 「原子力発電所周辺の環境放射能調査 令和6年度 第1四半期報告書」)
(注釈)図中の番号と上記表(測定結果)の番号は対応しています。
土中や大気中など、自然環境には天然の放射性物質が含まれ、常に放射線を出しています。
天然放射性物質の量は地域の地質によって異なるため、放射線量は観測地点により違いがあります。
また、降雨などの気象条件によっても変動するため、福井県では概ね20nSv/hから150nSv/hの範囲で変動するとしています。
線量率単位のGy(グレイ)は物質が放射線を受けて吸収したエネルギーを表す単位で、数値はおおよそSv(シーベルト)と同程度に換算することができます。上の表に使われているnGy(ナノグレイ)は、Gy(グレイ)の10億分の1となります。
市内の各所には、以下のような機器が設置されており、放射線量の測定や測定結果の報告を行っています。
観測局、モニタリングポスト、モニタリングステーション
空間放射線量や大気中の放射性物質の濃度などを測定しています。測定結果は、福井県原子力環境監視センターに送られ、分析、公表されています。
風向、風速、降雨などの気象情報を測定している箇所もあります。
設置場所:市内の26か所(上図参照)
モニタリングデータ表示装置
観測局やモニタリングポストなどで測定されたデータを見ることができます。
設置場所:敦賀市役所1階、福井県原子力環境監視センター