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角鹿中学校校舎の耐用年数に関する説明会

最終更新日:2020年7月27日

 平成29年1月26日(木)19時より角鹿中学校にて、角鹿中学校、敦賀北小学校、咸新小学校、赤崎小学校の保護者の方々を対象に、同校舎の耐用年数に関する説明会を開催しました。
 同校舎(普通教棟、管理教棟)については、かつて、平成30年に耐用年数の60年を迎えるため、建て替えが必要であると説明した経緯がありますが、この建物の耐用年数とは、あくまで税務上、減価償却の基となるもので、国の財務省令で定められているものです。そのため、法定耐用年数が過ぎた建物がすぐに使用できなくなるというものではないことを、これまでの市議会でも答弁したとおり改めて説明しました。
 また、同校舎の安全性については、耐震性を向上させるため、平成22年度に管理教棟、平成23年度に普通教棟の耐震補強工事を実施しました。
 さらに、校舎の安全性を判断するもう1つの手段として、平成27年度にコンクリートの中性化測定を行いました。 コンクリートの中性化とは、本来アルカリ性であるコンクリートが、大気中の炭酸ガスと化学反応して、アルカリ性から中性に近づいていく現象のことで、これが中の鉄筋が錆びる原因となります。コンクリートの表面から鉄筋までの深さと、コンクリートが中性化した深さとの比較から構造体自体の寿命を推測するものです。

 測定の結果、子どもたちが過ごす普通教棟校舎では、中性化が進行しておらず、「問題なし」との結果が出ました。
 また管理教棟については、一部中性化が認められる箇所がありましたが、定められる基準より少し劣る軽度なものであるとともに、その箇所は、耐震性に影響のない保健室やコンピューター室などにおける窓下の腰壁の部分であるため、子どもたちが安全で安心して学ぶことができる環境であることを確認しました。
 以上のように、管理教棟の一部については、中性化が認められますが、校舎の安全性・耐震性には問題なく、今すぐに校舎の建てかえをしなければならないという状況ではないことを説明しました。
 しかし、築60年近くが経過し、老朽化している施設であることは間違いありませんので、水回りや施設の維持も含めて、しっかりと管理していかなければならないと考えております。
 最後になりましたが、現在、敦賀北小学校、咸新小学校、赤崎小学校、角鹿中学校を統合した小中一貫校の設立に向けた、検討委員会を開いております。具体的な検討内容については、現在協議中ですが、角鹿中学校区における子どもたちの、より良い学習環境づくりを目指して、積極的な協議を進めておりますので、保護者の皆様方におかれましては、さらなるご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

情報発信元

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