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家屋等の浸水など水害時の衛生対策と消毒方法

最終更新日:2020年10月16日

台風や大雨などの水害発生により、家屋などが浸水した場合は、細菌やカビが繁殖しやすくなり、感染症にかかるおそれがあるため、以下のような洗浄と衛生対策が大切です。

1 家屋等が浸水した場合の衛生対策について

 家屋などが浸水した場合は、洗浄や拭き取りにより十分に汚れを除去して、乾かした後、消毒するようにしてください。清掃が不十分だと消毒の効果を発揮できません。
 路面が冠水しない状況で雨水が浸水した場合は、水道水で洗浄後、十分に乾燥させれば消毒は不要です。また、床下や庭など屋外の消毒は原則不要です。

床上まで浸水した場合

室内は、食事や睡眠など生活を行う場所のため、泥や汚れを十分に取り除いた後、消毒を行いましょう。

  1. 水が引いた後、濡れた畳や家の中の不要な物を片付けてください。
  2. 汚れた家具や床・壁などは、水で洗い流すか、雑巾で水拭きするなどしてください。
  3. 食器類や調理器具などは、水洗いして汚れをきれいに洗い流してください。
  4. 食器棚や冷蔵庫などは、汚れをきれいに拭き取ってください。

家の周囲や床下浸水の場合

 土砂等を取り除いた後、水道水で洗い流し、しっかり乾かすことが重要です。
 床下に流れ込んだ土砂や水分が残っている場合、その湿気により、家の基礎や土台(床組)などに影響が出る場合があります。

  1. 汚泥や不要なものなどを片付けてください。
  2. 庭木や外壁についた泥は、水で十分に洗い流してください。
  3. 床下換気口のごみを取り除き、床下の風通しを良くしてください。
  4. 床下はスコップや流水を用いて汚泥を取り除いた後、水気を拭き取り、扇風機などにより強制的に換気し、乾燥させてください。

食中毒、感染症の予防のために

  1. 受水槽は、安全と衛生を点検・確認してから使用してください。
  2. 水に浸かった食品や、停電により保存温度が保てなかった要冷蔵・冷凍食品はできるだけ廃棄してください。
  3. からだに異常を感じたら早めに医療機関で受診してください。
  4. 食事の前や用便、清掃の後などは、しっかりと手を洗ってください。

2 消毒方法について

 消毒薬は、過剰に使用すると人の健康や環境へ影響を与えることがあります。使用は必要最小限としましょう。使用の際には、事故が起こらないよう注意してください。
 なお、消毒薬はお近くの薬局やドラッグストアなどで購入することができます。
 
<参考>消毒方法の例
(色々な濃度のものが市販されているので、希釈倍率には注意してください。)

消毒薬 対象と使い方
食器類・流し台・浴槽 家具類・床 

次亜塩素酸ナトリウム
(家庭用塩素系漂白剤でも可)

〈0.02%に希釈する〉
(1)食器用洗剤と水で洗う。
(2)希釈した消毒液に5分漬けるか、消毒薬を含ませた布で拭き、その後水洗い・水拭きする。
(3)よく乾燥させる。

〈0.1%に希釈する〉
(1)泥などの汚れを洗い流すか、雑巾などで水拭きしてから、十分に乾燥させる。
(2)調整した液を浸した布などでよく拭く。
(3)金属面や木面など色あせが気になる場所は水で二度武器する。

消毒用アルコール

〈希釈せず、原液のまま使用する〉
(1)洗剤と水で洗う
(2)アルコールを含ませた布で拭く

  • 70%以上アルコール濃度のものを使用すること
  • 火気のあるところでは使用しない

〈希釈せず、原液のまま使用する〉
(1)泥などの汚れを洗い流すか、雑巾などで水拭きしてから、十分に乾燥させる
(2)アルコールを含ませた布で拭く

  • 70%以上アルコール濃度のものを使用すること
  • 火気のあるところでは使用しない

0.1%塩化ベンザルコニウム
(逆性せっけん)

〈0.1%に希釈する〉
(1)泥などの汚れを洗い流すか、雑巾などで水拭きしてから、十分に乾燥させる
(2)調整した液を浸した布などでよく拭く

〈0.1%に希釈する〉
(1)泥などの汚れを洗い流すか、雑巾などで水拭きしてから、十分に乾燥させる
(2)調整した液を浸した布などでよく拭く

(注1)消毒薬を取り扱う際にはゴム手袋などを使用するとともに、皮膚や目にかからないように注意してください。また、皮膚についた場合、水と石鹸でよく洗い流し、目に入った場合は、水で15分以上洗い流し、医師の診察を受けてください。
(注2)消毒液をペットボトルへ移し替えないでください。誤って飲んでしまう事故につながることがありますので、必ず使い切ってください。また、他の消毒液や洗剤と混ぜないでください。
(注3)消毒液の入っていたバケツやじょうろなどは、使用後、十分に水で流してください。
(注4)床下の消毒・乾燥用に消石灰を撒くことについては、用法や効果について明確に示されたものがありません。
(注5)消石灰は、水に溶けると強アルカリ性となるため、使用する場合には、目や皮膚につかないように、また、口に入らないように十分注意してください。

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