更新日:2023年5月12日
敦賀市では、福井県が公表した洪水浸水想定区域図及び水害リスク図に基づき、新しく洪水ハザードマップを作成しました。
このマップでは、想定されるそれぞれの降雨(計画規模・想定最大規模)によって河川が氾濫した場合に、浸水が想定される区域とその浸水深の最大値を色ごとに段階的に示しています。
加えて、ハザードマップの活用方法や避難情報に応じた避難行動、市から発信する防災情報の入手方法など、皆さまに知っていただきたい情報を防災啓発情報として掲載しています。
日頃から、このマップでご自宅や近隣の避難所などの水害リスクをご確認いただき、災害時の避難行動にお役立てください。
笙の川水系中央地域(計画規模地図)(PDF:6,321KB)
笙の川水系中央地域(想定最大規模地図・防災啓発情報)(PDF:6,880KB)
笙の川水系北部地域(計画規模地図・想定最大規模地図)(PDF:9,674KB)
笙の川水系南部地域(計画規模地図・想定最大規模地図)(PDF:6,228KB)
井の口川水系(想定最大規模地図・防災啓発情報)(PDF:6,432KB)
洪水浸水想定区域図
水防法に基づき、洪水予報河川及び水位周知河川において、想定最大規模降雨により河川が氾濫した場合に浸水が想定される区域を表した図
対象河川:笙の川、木の芽川下流部、黒河川下流部、井の口川
水害リスク図
洪水予報河川及び水位周知河川以外の県管理河川において、想定最大規模降雨及び計画規模降雨により河川が氾濫した場合に浸水が想定される区域を表した図
対象河川:木の芽川上流部、黒河川上流部、助高川、五位川、三味線川
早期の立ち退き避難が必要な区域
想定最大規模の降雨時の洪水に伴う氾濫流や河岸侵食により、家屋の倒壊や流失の危険性がある区域を「家屋倒壊等氾濫想定区域」といいます。
本ハザードマップでは、これらの想定区域に含まれる範囲を「早期の立ち退き避難が必要な区域」として示しています。
参考:福井県「洪水浸水想定区域図」「水害リスク図」敦賀土木事務所管内(外部サイト)
浸水深と建物被害とを照らし合わせ、自宅や学校、職場周辺の水害リスクを事前に確認しましょう。
一般的な家屋は、3mの浸水で2階床下まで水没するといわれていますので、3m以上の区域および家屋倒壊等氾濫想定区域内にお住まいの方は早期に立ち退き避難が必要です。
また、浸水深が3m未満の区域内かつ家屋倒壊等氾濫想定区域外にお住まいの方は屋内の2階以上に避難することも可能ですが、備蓄品を2階に用意するなどの備えが必要です。
周囲の状況が確認しづらい夜間の避難や、すでに浸水が発生している状況などあらゆる事態を想定し、事前に最も安全な避難ルートを確認しましょう。
また、最近のコロナ禍においては安全が確保できる場合には、市が指定する避難所に限らず、自宅の2階以上など安全な場所へ移動する屋内安全確保や親戚・友人宅など様々な避難先を検討しましょう。
市が指定している避難所については「避難所について」をご覧ください。
敦賀市の公式YouTubeチャンネルでは危機管理対策課職員がハザードマップの見方・活用方法を動画にて解説しています。
是非、ハザードマップと併せてご視聴ください。
内閣府が定めた「避難行動判定フロー」は、ハザードマップと併せて確認することにより、地域の災害リスクや住宅の条件等を考慮したうえで、取るべき避難行動や避難先がフローチャート式で確認できます。
また、ハザードマップの見方等の解説もありますので、洪水ハザードマップと併せてご確認ください。
県内河川の水位観測情報や洪水予報、気象情報、土砂災害警戒情報などを確認することができます。
本システムは、国土交通省が提供する浸水想定区域図を電子地図上に表示するシステムです。
想定破堤点ごとの浸水の深さや、堤防決壊(破堤)後、どこが・いつ・どのくらい浸水するか、の変化をアニメーショングラフで見ることができます。
台風の接近時など天候の悪化が予想される場合には、市から発令される避難情報に注意し、早め早めの避難行動を心がけましょう。
詳しくは、避難情報についてをご確認ください。