SF商法の手口
最終更新日：2015年3月1日
悪質商法の誘いの手口
無料でプレゼント！その目的は…？
会場に呼び出して警戒心を解き、購買意欲をあおり、興奮状態にさせ、最終的には高額な商品を売りつける商法です。
SF商法の手口
「無料プレゼントがあります」「空クジなしで景品がもらえます」と言って閉鎖的な会場に人を集め、初めは景品を無料で配り、得をした気分にさせて警戒心を解かせます。徐々に、日用品等の安い商品から販売をし、購買意欲をあおり「激安」の熱気で人々を興奮状態にさせ、最終的には健康器具や布団等の高額な商品を売りつける商法です。
「今買わなければ損をする」「皆が買っているから大丈夫」と群集心理を利用して、会場の雰囲気で「催眠状態」にし、判断力を失わせる手口です。密室に押し込めて「自分も買わなければ」という心境に陥らせます。「プレゼントを貰うだけ」と思っていくと、会場の熱狂的な雰囲気に惑わされて、高額な商品を買わされます。
自由に出入りのできない密室の会場には絶対に入らない。
会場では業者のサクラが盛り上げ、熱狂的な雰囲気が作りだされています。催眠商法だと気づいても、何か買わないと締め切った会場から出してくれないこともあります。
タダより高いものはないという心構えを持ち、「無料」の言葉に警戒する。
「無料」と聞くとつい嬉しくなってしまいますが、最終的には「高額な商品を売りつける」という事を忘れないようにしましょう。意思をしっかりと持ち、必要ない時には、はっきりと断ってください。
最後の目玉商品と紹介された高額な健康器具を勢いで契約してしまったが、冷静になって考えると、あまり必要のないものだった…。解約したい。
こんな時には一人で悩まずご相談下さい。
高齢者への見守り 周囲の気づきと対応のポイント
いそいそと楽しそうに出かける回数が増えた時には、定期的に業者のところへ出かけている可能性もあります。タイミングを見て声をかけて下さい。
催眠商法と呼ばれるこの手口では、冷静になって初めて失敗に気づきます。落胆の表情が見られる方には、やさしく声をかけて下さい。
日常的な会話の中で、近所で起きたトラブル事例を紹介すると効果的です。日頃から周辺の情報に注意しておきましょう。