敦賀西町の綱引き(平成20年度)
最終更新日:2015年3月1日
3 綱引きスタート!
1 夷子神(右)と大黒神(左)の衣装付けが完成
2 両神が町内を練り歩きます
【平成21年1月18日(日曜)】
国の重要無形民俗文化財に指定されている「敦賀西町の綱引き」が、相生町の旧西町通りで行われました。この綱引きは、夷子方と大黒方に分かれて長さ約50メートル、太さ25センチほどの綱を引き合うもので、夷子方が勝てばその年は豊漁、大黒方が勝つと豊作といわれています。
綱引きの前には、町内の男性2人がそれぞれ夷子神と大黒神に扮します。夷子大黒会館で衣装と面をつけた後、「夷子勝った、大黒勝った、エイヤ、エイヤ」と掛け声を上げながら、町内を練り歩きました。
そしていよいよ綱引きがスタート。綱が地面に投げ下ろされると、東の夷子方と西の大黒方に分かれてたくさんの人が綱を手に取り、力いっぱい引き合いました。通りを埋め尽くした観衆からは大きな声援が飛び交い、数分間に渡る熱戦の末、大黒方が勝利。5年連続で豊作と占われました。