敦賀南スマートインターチェンジの概要
最終更新日:2018年2月5日
スマートインターチェンジの外観
上空から撮影
ランプの状況
位置とアクセス
敦賀南スマートインターチェンジの概要
設置位置
敦賀市長谷地係
路線名
舞鶴若狭自動車道
接続形式
本線直結型
運用形態
- ETC装着車専用インターチェンジ(スマートIC)
- 上下線両方向利用可能なフルインターチェンジ
- 24時間供用
- 通行可能車両 ETC車載器を搭載した全車両(ただし全長12メートル以下)
開通日時
平成29年3月25日15時
事業主体
中日本高速道路株式会社・敦賀市
スマートインターチェンジとは
スマートインターチェンジとは、利用車をETCを搭載した車両に限定しているインターチェンジです。
利用車が限定されているため、簡易な料金所の設置で済み、従来のインターチェンジに比べて低コストで導入できるなどのメリットがあります。
スマートインターチェンジには、本線直結型、サービスエリア・パーキングエリア接続型がありますが、敦賀南スマートインターは、市道が直接高速道路本線に接続する本線直結型となります。
ご利用方法
スマートインターチェンジは、ETCカードを所持し、所定の方法で取付・セットアップされたETC車載器を搭載した車両がご利用いただけます。必ずETCカードを車載器に挿入して通行してください。
なお、スマートインターチェンジでは、ETC施設の手前で、一旦停止が必要になります。
整備による効果
地域活性化
舞鶴若狭自動車道に新たに敦賀市への玄関口が追加されたことで、市外からのアクセス性が向上するため、観光や産業等の振興による地域の活性化が期待されます。
幹線道路の混雑緩和
海水浴シーズンをはじめとする行楽シーズンには、国道27号を中心とする幹線道路が渋滞することがありますが、スマートインターチェンジが新たに設置されたことで車の流れが分散され、幹線道路の混雑が緩和されます。
医療環境の向上
インターチェンジ周辺で万が一急病や事故が発生した際には、スマートインターチェンジから舞鶴若狭自動車道を利用することで、福井市や小浜市の高度な医療施設へ短時間で搬送可能となるなど医療環境が向上します。
周辺住民の利便性の向上
インターチェンジ周辺にお住まいの住民の皆様は、市内を通過せずに、舞鶴若狭自動車道を利用できるようになります。
周辺案内
経緯
平成26年7月20日に全線開通した舞鶴若狭自動車道は、敦賀市内を約10.4キロメートル通過しますが、東側に北陸自動車道の敦賀IC、西側に若狭美浜IC(美浜町)があるものの、当初計画では敦賀市内にインターチェンジは設置されないこととなっておりました。
このことに対して、市民の皆様や観光・経済団体など多方面の方々から、舞鶴若狭自動車道の敦賀市内にもインターチェンジを設置して欲しいとの要望が多数挙がりました。
これを受けて、市民の利便性向上、地域の活性化などを目的に、インターチェンジ設置のための検討を始め、平成24年4月17日に連結許可を受け整備を進めました。
これまでの経緯
平成23年2月18日 第1回地区協議会開催
平成24年4月17日 国土交通大臣から連結許可
平成24年10月5日 第2回地区協議会開催
平成26年7月20日 舞鶴若狭自動車道の全線開通
平成29年3月25日 開通
開通までの歩み
平成29年3月25日(土曜)15時 敦賀南スマートインターチェンジが開通しました。
テープカットが行われました。
平成28年12月12日現在 平成29年3月の開通を目指して急ピッチで工事を進めました。
本線への接続部や掘削工事もほぼ完了
重機も勢ぞろいで排水施設や舗装工事を進めました。
ETC料金収受施設の工事を進めました。
平成28年2月19日現在 インターチェンジのランプを構成する橋梁など構造物工事を進めました。
上空から見た工事の状況
橋梁の下部工やBOXカルバートの延伸など構造物も完成してきました。
完成した下部工
完成したBOXカルバートや擁壁