鳥獣被害対策について
最終更新日:2025年3月14日
野生鳥獣を寄せ付けない環境をつくりましょう
自然界にいるイノシシやニホンジカのうち、集落へ入り込み被害を及ぼす鳥獣はごく一部です。集落にエサが放置されていたり、藪があり居心地が良いと集落に出没する習慣がついてしまいます。
野生鳥獣(イノシシ、ニホンジカ、ニホンザル、ハクビシン、カラス等)による被害を減少させるためには、「野生鳥獣たちにとって居心地の悪い環境」を作ることが大切です。
獣害対策の基本 その1 「みんなで取り組む」
野生鳥獣が出没した場所だけで対策をしても、その周辺に被害が移動するだけで、根本的な解決はできません。
獣害対策は、集落の役員さんなど特定の人だけに任せっぱなしにせず、大人も子どもも、農家も非農家も、みんなで取り組むことが大切です。
大人数で爆竹やロケット花火などで追い払いをしたり、集落の草刈りや藪の刈り払いをして、野生鳥獣たちの隠れ家をつくらないなど、できることからはじめましょう。
獣害対策の基本 その2 「エサ場としての価値を下げる」
人は、「食べられても困らないもの」と「食べられたら困るもの」の区別ができますが、獣はどちらもかまわず食べてしまいます。
二番穂や野菜くずも「エサ」になります。「エサ」にありつけるからこそ、集落の周辺から離れないのです。
人里や農地で、気付かずに与えている「エサ」を見つけて、その「エサ」を取り除いてください。
柵は定期的に点検しましょう
金網柵や電気柵を設置しても、わずかな隙間があれば野生獣は侵入します。正しく設置し、定期的に維持管理することが必要です。
点検のポイントを参考に点検を実施しましょう。
- 柵の周辺をしっかり草刈りする。
- 柵の破損個所がないか定期的に確認し、必要に応じて補修する。
- 電気柵は、定期的に電圧を測り、漏電していないか確認する。
福井県の鳥獣被害対策について
福井県の鳥獣被害対策については、福井県中山間農業・畜産課のホームページをご覧ください。
目撃情報
敦賀市内において出没した有害獣の情報が随時更新されます。
福井県内において出没したニホンザル、クマの情報が随時更新されます。
市街地で有害獣(ニホンジカ、イノシシ、ニホンザル、ツキノワグマ等)を目撃した場合や、有害獣による農作物被害に遭われた場合は、農林水産振興課に連絡してください。
嶺南地域鳥獣被害防止計画
敦賀市では、イノシシ・カラス・中型獣類などによる被害が生じているため、捕獲や侵入防止柵の設置など被害防止策を総合的・計画的に実施し、農林水産業への被害を防止するため、嶺南6市町共同で策定しています。
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