「セアカゴケグモ」にご注意ください。
最終更新日:2025年10月23日
特定外来生物「セアカゴケグモ」に関する注意喚起
攻撃的なクモではありませんが、毒を持っていますので素手で捕まえたり、触らないようご注意ください。

セアカゴケグモはオーストラリア原産の外来生物ですが、平成7年に大阪府と三重県で生息が確認されて以降、全国各地に分布を拡大しています。県内でも平成26年に初確認されて以降、県内での確認が増えています。
1 セアカゴケグモの留意点
- 攻撃的なクモではありませんが、メスは神経毒を持っているため、咬まれた場合、局所の疼痛、熱感程度の症状があり、小児、高齢者等の人が咬まれると、まれに重症化することがあります。(オスは毒を持っていません。)
- 国内で死亡者がでた事例はありませんので、発見しても冷静に対応してください。
- セアカゴケグモは、次のような場所を好みます。
- コンクリートブロックの凹み・穴
- プランターと壁との隙間
- 排水溝、排気口、水抜き管
- 自販機、室外機の裏側(人工的熱源の周辺)
- 自転車のサドル
- 脱衣場、下駄箱
- (注)このような場所で作業する場合は、念のため、軍手など手袋を着用して下さい。
2 セアカゴケグモを発見したら
次のいずれかの方法で直ちに駆除してください。
- 市販の殺虫剤を噴霧する
- くつで踏みつぶす
なお、卵のうの場合は、卵が糸で包まれているため、殺虫剤が卵まで浸透しない可能性があります。
そのため、以下の方法で駆除してください。
- 卵のうを割り箸などでビニール袋に入れ、くつで踏みつぶし、殺虫剤を噴霧。
- ビニール袋は、口を縛って燃えるゴミとして廃棄する。

セアカゴケグモの成体と卵のう(福井県自然環境課より提供)
(注釈)セアカゴケグモは外来生物法で特定外来生物に指定されており、卵を含め生きたままの運搬が禁止されています。そのため、ビニール袋に入れるのみでゴミとして出すことはしないでください。
3 セアカゴケグモは「特定外来生物」に指定されています。
許可なく生きたまま持ち運ぶことが禁止されており、違反すると罰せられることがあります。
4 セアカゴケグモに咬まれたら
万が一咬まれた場合、咬まれた場所を水で洗って清潔にし、医療機関に相談してください。
5 セアカゴケグモに関する相談対応
二州健康福祉センター
電話:0770-22-3747






