2012年7月、中池見湿地はラムサール条約湿地に認定されました。
最終更新日:2015年1月29日
認定証授与式
認定証
平成24年7月7日に開催されましたラムサール条約第11回締約国会議(ルーマニア・ブカレスト)にて、ラムサール条約湿地認定証が授与されました。
認定証 日本語訳
ここに、中池見湿地が「国際的に重要な湿地」として認定され、条約第2条1に規定された国際的に重要な湿地に係る登録簿に登録されたことを証明するものである。これは2057番目である。
認定日:2012年7月3日
ラムサール条約事務局長
アナダ・ティエガ(サイン)
ラムサール条約湿地とは
ラムサール条約の締約国は、自国の湿地を条約で定められた国際的な基準に沿って、条約事務局が管理する「国際的に重要な湿地に係る登録簿」に掲載します。これが「ラムサール条約湿地(Ramsar site)」です。
なお、中池見湿地は、ラムサール条約湿地国際基準の
「基準1:特定の生物地理区を代表するタイプの湿地、又は希少なタイプの湿地」
「基準2:絶滅のおそれのある種や群集を支えている湿地」
「基準3:生物地理区における生物多様性の維持に重要な動植物を支えている湿地」
を満たしています。
ラムサール条約の特徴は
湿地は、さまざまな生き物の生息地として重要なばかりでなく、私たちの暮らしを支えている重要な資源です。ラムサール条約は、国際協力によって、湿地の保全とワイズユース(Wise use = 賢明な利用)を進めていくことを目的としています。また、その手段として、交流・学習・普及啓発(Communication,Education and Public Awareness = CEPA)を重視していることが特徴です。