敦賀市公共施設マネジメントについて

　敦賀市の公共施設は整備から30年以上が経過したものが多く、今後は更新や大規模改修に多額の費用を要することが想定されます。また、少子高齢化の進展に伴い、施設需要の質的・量的変化も見込まれることから、長期的な視点や自治体規模に基づいた、公共施設のあり方の検討が求められています。
　そこで、「敦賀市公共施設等総合管理計画」を基本指針として、公共施設マネジメントに取り組んでいます。

　公共施設等総合管理計画は、公共施設を総合的かつ計画的に管理するための基本計画です。
　平成29年1月に策定、令和4年3月に改定を行いました。
　総合計画や中期財政計画との連携を図りつつ、取組状況や社会情勢の変化等を踏まえ、5年を目安に見直しを行います。

　公共施設長寿命化計画では、「敦賀市公共施設等総合管理計画」に基づき、「長寿命化と予防保全」を推進するため、本市が保有する公共施設で平成6年以前に建築された施設のうち、対象となる施設ごとの健全度や設備の不具合等を調査・把握し、その結果から計画的な改修を進めることを目的としています。
　この計画は、調査結果から劣化状況や耐用年数等の状況に応じた改修の手法や優先度を定めていますが、今後は、個別の施設の方針等も踏まえ、令和8年度に予定している「敦賀市公共施設等総合管理計画」の改訂等に反映させていきます。

　最新の公共施設の現況を公表します。
　本市の概要、公共施設全体の概要、施設用途（類型）別の公共施設の概要の3章構成です。

　各施設について現状の課題や施設の状態を踏まえ、令和3年度（2021年度）から10年間の機能及び建物についての方向性を述べる個別施設計画を策定しました。