令和元年度当初予算
最終更新日：2019年7月22日
本市の令和元年度当初予算は、前年度に引き続き、第6次敦賀市総合計画後期基本計画「敦賀市再興プラン」に掲げた施策について、目標年次に向けた成果を挙げるべく、着実な事業の推進を図るため、基本目標に沿った事業に対し重点的に予算の配分を行うとともに、様々な課題や地域経済状況の変化に対応すべく、予算編成を行いました。
当初予算の主な事業
ぬくもりに満ちた子育て支援・地域福祉の推進
消費税率の引上げが低所得者及び子育て世帯の消費に与える影響を緩和し、地域における消費を喚起・下支えすることを目的としたプレミアム付商品券を発行するとともに、ひとり親家庭への放課後児童クラブ保護者負担金等の補助や学習支援を行います。また、4月より、病児・病後児保育施設を開設します。
主な事業
- 子育て世帯等負担軽減プレミアム付商品券発行事業費 1,829万2千円
- ひとり親家庭子育て支援事業費 703万5千円
- 病児・病後児保育施設管理運営費 2,459万円
新しい交通ネットワークの形成とまちづくりへの展開
市の玄関口であるＪＲ敦賀駅や観光資源が集積する金ヶ崎周辺エリア等にレンタサイクル拠点の整備を行い、二次交通の充実を図るとともに、観光客の周遊の利便性を向上するための観光案内看板の整備を行います。また、北陸新幹線敦賀開業に向け、新幹線駅周辺の市道188号線の道路改良や、国道8号線の空間整備事業を行います。
主な事業
- レンタサイクル拠点整備事業費 3,834万4千円
- 観光案内看板整備事業費 3,467万2千円
- 北陸新幹線駅周辺道路整備事業費 2,085万8千円
- 国道8号空間整備事業費 2,743万8千円
循環型社会の形成と環境の保全
県からの委託金を活用し、海岸漂着物の回収・処理等を行い、環境美化に取り組むとともに、民間廃棄物最終処分場の費用負担問題について、係争中の団体に対し、法的措置による解決を図ります。また、下水道事業において、老朽化した集落排水施設の長寿命化を図るとともに、適切な処理能力を確保するための機能診断及び機能保全計画策定を行います。
主な事業
- 海岸漂着物地域対策推進事業費 996万8千円
- 機能診断調査事業費（農業集落排水） 1,081万3 千円
- 民間処分場搬入団体未納対策事業費 313万円
- 焼却処理施設補修費 1億2,160万8千円
特色と強みを活かした産業の振興
新たな産業創出に向け、民間企業が本市にて実施する再生可能エネルギーや省エネルギーの研究開発に要する経費に対して補助を行います。また、企業的園芸を支援するため、疋田区に建設予定の大株レタスの植物工場整備に係る補助を行うほか、氣比神宮を中心とする門前町活性化の担い手育成・空き店舗活用への支援や、敦賀港開港120周年記念事業を行います。
主な事業
- ハーモニアスポリス構想先導事業費 3億6,104万4 千円
- 植物工場整備事業費補助金 1億4,436万6 千円
- 中心市街地賑わい街づくり支援事業費 2,086万8 千円
- 敦賀港開港120周年記念事業費 608万4 千円
- 第2産業団地整備事業費 3億5,166万8千円
心豊かな人を育むまちづくり
教育環境の充実を図るため、各教室に設置している大型ディスプレイや教育用コンピューター等の更新を行うとともに、様々な要因により学校生活に適応できない児童・生徒の環境を改善するため、平成30年度に増員したスクールソーシャルワーカーの体制を継続します。また、国体開催によるスポーツ振興の機運の高まりを前進させるため、子どもたちを対象とした著名アスリートの指導によるボールゲームフェスタや、奥の細道330年を記念した句会ライブを開催します。
主な事業
- ソーシャルワーカー配置事業費 232万4 千円
- 教育用コンピューター管理運営費（小・中学校費） 3,834万1千円
- つるが芭蕉紀行開催事業費 332万3 千円
- 小中一貫校整備事業費 1,642万9千円
- 総合型地域スポーツ活動推進事業費 171万3千円
その他の事業
重点施策以外では、新庁舎の実施設計業務や立体駐車場建設工事等を行うほか、県知事・県議会議員選挙、市長・市議会議員選挙に係る経費を支出します。また、事業者が道路除排雪機械を購入する際の費用の一部について補助を行います。
主な事業
- 庁舎整備事業費 1億1,849万9千円
- 庁舎立体駐車場整備事業費 3億993万2千円
- 県知事、県議会議員選挙費 1,794万4千円
- 市長、市議会議員選挙費 3,984万8千円
- 除雪機械購入費補助金 2,000万円
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