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グリーストラップの維持管理について

最終更新日:2018年8月16日

下水道本管の閉塞が頻発しています!

 近年、グリーストラップの管理不足による下水道本管の閉塞が頻発しております。グリーストラップとは、下水道法における「除害施設」のひとつで、飲食店や惣菜店などから排水される高濃度の油脂類をそのまま下水道に流さないための機能、構造をもつ施設のことです。敦賀市下水道条例に定める基準を超えて排水する場合には、除害施設を設置しなければなりません。グリーストラップに限らず除害施設は、下水道管及び下水の処理施設を守るための重要な施設ですので、設置した事業者の皆様で適切な維持管理を行ってください。
 また、グリーストラップの管理不足により排水される高濃度の油脂類は、下水道管の閉塞を招くほか、火災又は爆発の恐れもあり、非常に危険です。下水道本管の閉塞等の原因がグリーストラップの管理不足によることが明らかな場合、閉塞等の解消に係る費用については、原因となった事業者に負担していただく場合があります。
 グリーストラップを設置している事業者の皆様におかれましては、次のことに留意して、グリーストラップを維持管理してください。

バスケット、仕切り板、トラップ管は適切に取り付けられていますか?

 一般的なグリーストラップは、バスケット、仕切り板、トラップ管が正しく取り付けられていることで機能を発揮します。掃除が面倒だからといって、バスケットや仕切り板を外すような改造は絶対にしないでください。

蓋は正しく閉まっていますか?腐食していませんか?

 屋外埋設型のグリーストラップの場合、蓋が腐食してしまうことがあります。蓋が腐食すると悪臭の原因となったり、雨水が流入してしまいます。(敦賀市の下水道は分流式といい、雨水の処理は行っていません。)もし、蓋が腐食によりボロボロになっている場合は、速やかに専門の業者に修繕の依頼をしてください。

清掃頻度は少なくありませんか?

 グリーストラップは油を除去するわけではなく、そこに留めるための施設なので、定期的な清掃が不可欠です。清掃をするとき、油が異常に多い場合は清掃頻度が少ないか、容量が小さい場合があります。今一度設置しているグリーストラップに定められている清掃頻度を確認し、必要に応じて大きなものに取り替えるなどの対策をお願いします。

グリーストラップの構造・維持管理について

一般的なグリーストラップの構造

構造と役割について
構造 役割
第1層 厨房等からの排水に混じる生ゴミや残飯等をバスケットで受け止め、細かい汚泥や油分と分離します。
第2層 水に溶けない油の性質を利用して、水と油を分離させます。
第3層 第2層で取りきれない油分をさらに取り除き、トラップ管から水のみを排水します。
維持管理について
阻集物質 清掃頻度 備考
生ゴミ 毎日 生ゴミを除去し、バスケットを清掃してください。
浮上油脂 原則毎日(最低週1回) ひしゃく等を用いて除去清掃してください。
沈殿物 月1回 堆積した沈殿物(汚泥)を除去清掃してください。

注:除害施設から除去した阻集物は産業廃棄物です。「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」等に基づき、適正に処分してください。

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情報発信元

下水道課

敦賀市 天筒町5番9号(天筒浄化センター2階)
電話:0770-22-8145
ファックス:0770-24-0410

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