敦賀市観光振興計画2013→2022
最終更新日:2015年3月1日
本市では、平成18年度のJR直流化に続き、平成26年度には舞鶴若狭自動車道の全線開通、平成30年には福井国体の開催、平成37年度には北陸新幹線の金沢敦賀間が開業されるなど、観光客の誘客を図るチャンスを迎えています。
そこで、これらのチャンスを活かすため、今後の観光振興戦略及び官民協働により取組む施策を明らかにし、地域と行政が一体となった観光振興の指針となるべき、新たな観光振興計画を策定しました。
【敦賀市観光振興計画の概要】
基本理念
- 港と鉄道を本旨の象徴として位置付け、これらを核とした観光の【まちづくり】を目指します。
- 敦賀に関わる全ての人が、感謝の気持ちでおもてなしできるような【ひとづくり】を目指します。
基本方針
多様な観光資源の活用と保全
- 港・鉄道といった象徴的なキーワードが集約されている金ヶ崎周辺や、敦賀の玄関となるべき敦賀駅周辺など、観光の核となるエリアを形成していきます。
- 多様な観光客のニーズに対応した様々な周遊コースの設定や、農林水産業やエネルギー産業を活用した産業観光・体験型観光の推進を図ります。
ホスピタリティの充実
- 市民及び観光事業者のおもてなし意識の醸成を図り、それを先導するリーダーの育成を推進します。
- 観光客が不便なく観光できるよう、観光案内板の整備、情報拠点の充実等を図ります。
マーケティング戦略の推進
- 敦賀のどんなことをPRしていきたいのか、また、観光客にはどんなことが求められているのかを捉え、的確なコンセプトメイキングを行っていきます。
- コンセプトやイメージを効果的に定着させるため、ターゲットに応じた情報戦略を立て、情報発信・提供を図ります。
- 多様化する情報通信ネットワーク社会への対応も考慮しつつ、観光情報の発信・提供に取組みます。
観光振興の推進体制の強化
- 産官学が協力し、協働により観光振興を進めるため、その中心となる組織体制及び運営体制の整備に取組みます。
- 高速交通ネットワークの整備が進む中、連携の枠組みは敦賀だけに留まらなくなりつつあるため、近隣市町との連携を図り、広域での観光ネットワークの形成を推進します。
ステージ別計画
本計画は平成25年度から10年間を、短期・中期・長期の3つのステージに分けそれぞれに訪れる外的要因を活かした計画推進を図ります。
短期(平成25年度・平成26年度)
外的要因:舞鶴若狭自動車道全線開通(平成26年度予定)
中期(平成27年度~平成30年度)
外的要因:福井国体開催(平成30年度予定)
長期(平成31年度)
外的要因:北陸新幹線敦賀開業(平成37年度予定)
協働による計画の推進
本計画では、市民、観光事業者、関係団体、行政の全てが本計画の理念・方向性を共有し、役割を認識しながら協働により計画を推進していきます。
市民(市民・NPO法人・市民団体等)
- 市民が一番の観光ガイド
- 市民が一番の広告塔
観光事業者(宿泊業者・飲食業者・交通事業者等)
- 敦賀市の観光の顔
- 他産業との連携
関係団体(観光協会・商工会議所等)
- 積極的な自主事業の展開
- 施策推進の中心
行政(敦賀市)
- 施策実施主体のサポート
- 周辺市町等との広域連携
詳細につきましては、添付ファイルをご覧ください。
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