初午祭り(平成22年度)
最終更新日:2015年3月1日
本殿へ向かう人身御供とゴクカキ
冷たい川の水で身を清めます
赤蒸しを配るゴクカキ
3月13日に、市の無形文化財である「初午祭り」が山区の稲荷神社で行われました。
この祭りは、村を荒らしていた「ヒヒ」に人身御供を捧げようとしたところ、通りかかった武芸者が「ヒヒ」退治し村を救ったという伝承に由来しているといわれています。
早朝の6時30分頃、まず初めに武士役のゴクカキと呼ばれる男衆8人が、水ごり場で身を清めました。ゴクカキが勢いよく冷たい水に飛び込むと、区民たちからは歓声と拍手が起こりました。
身を清めたゴクカキは、人身御供役の佐々木美羽ちゃん(7歳)を囲んで神社の鳥居から本殿に向かい、神事を行って五穀豊穣と無病息災を祈願しました。その後、ゴクカキによりもち米と豆を蒸した「赤蒸し」と呼ばれるお供えものが区民に配られました。