総参祭(そうのまいりのまつり)が行われました
最終更新日:2016年7月26日
7月22日(金曜日)氣比神宮と常宮神社にて、総参祭(そうのまいりのまつり)が行われました。
氣比神宮を出発する船神輿
総参祭は氣比神宮の御祭神である仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)が、神功皇后(じんぐこうごう)を御祭神とする常宮神社を訪れるという神事で、航海の安全と豊漁を祈願します。
氏子青年会が担ぎ桜岸壁を目指す船神輿
船神輿は桜岸壁から船に乗って常宮神社へ向かいます
午前10時に氣比神宮にて御霊入れ(神輿に神様を移す儀式)が行われ、船神輿は氣比神宮氏子青年会に担がれ桜岸壁へ。船神輿は、桜岸壁から御座船(ござぶね:天皇・公家など貴人が乗るための船)に乗り対岸の常宮に向かい、常宮神社にて数時間ほど安置されたのち、再び氣比神宮に戻ります。
常宮神社に到着した船神輿
常宮神社に安置される船神輿
船神輿の担ぎ手である氏子青年会副会長 増井隆司さんは「総参祭は毎年7月22日と決まっているので、人集めに苦労することもあるが、祭を終えたときには今年も無事に伝統行事を終えることができたうれしさや達成感でいっぱいになる。」と笑顔で話してくれました。
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