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ダニ媒介感染症に注意しましょう

最終更新日:2025年10月10日

ダニ媒介感染症とは

ダニ媒介感染症とは、病原体を保有するダニに刺されることによって起こる感染症のことです。
人が野外作業や農作業、レジャー等で、これらのダニの生息場所に立ち入ると、ダニに刺されることがあります。
ダニがウイルスや細菌などを保有している場合、刺された人が病気を発症することがあります。

ダニに刺されないために

ダニの活動が盛んな春から秋にかけては、ダニに刺される危険性が高くなるため、特に注意が必要です。草むらや藪など、ダニが多く生息する場所に入る場合には、以下のことを心がけましょう。

ダニから身を守る方法

  • 長袖・長ズボン(シャツの袖はズボンの中に、ズボンの裾は靴下や長靴の中に入れる、または登山用スパッツを着用する)、足を完全に覆う靴(サンダル等は避ける)、帽子、手袋等を着用し、首にタオルを巻く等、肌の露出を少なくする。
  • 服は、(ダニを目視で確認しやすい)明るい色のものを着用する。
  • 着用した上着や作業着は、家の中に持ち込まないようにする。
  • 虫除け剤を使用する。(虫除け剤の中には服の上から用いるタイプのものもあり、補助的な効果があると言われています。)
  • 屋外で活動した後はシャワーや入浴で、ダニに刺されていないか確認をする。特に、わきの下、足のつけ根、手首、膝の裏、胸の下、頭部(髪の毛の中)などがポイントです。

ダニに刺されたら

ダニの多くは、ヒトや動物に取り付くと、皮膚にしっかりと口器を突き刺し、長時間(数日から、長いものは10日間以上)吸血します。

  • 吸血中のダニに気が付いた際は、医療機関(皮膚科)を受診し、適切な処置(ダニの除去、洗浄など)を受けてください
  • 無理に引き抜こうとするとダニの一部が皮膚内に残って化膿したり、ダニの体液を逆流させてしまったりするおそれがあります。
  • ダニに刺されてから数週間程度は体調の変化に注意し、発熱等の症状が認められた場合は、医療機関で診察を受けてください。

受診時に医師に伝えること

  1. 野外活動の日付
  2. 場所
  3. 発症前の行動

主なダニ媒介感染症

ダニ媒介感染症には、クリミア・コンゴ出血熱、回帰熱、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、ダニ媒介脳炎、ツツガムシ病、日本紅斑熱などがあります。各感染症について、詳しくは外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。厚生労働省ホームページ(外部サイト)をご覧ください。

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について

重症熱性血小板減少症候群は、主にSFTSウイルスを保有しているマダニに刺されることにより感染するダニ媒介感染症です。
潜伏期間は6日から2週間程度で、発熱、消化器症状(嘔気、嘔吐、腹痛、下痢、下血)を主徴とし、致命率は約10%から30%程度とされています。

ネコやイヌなどの重症熱性血小板減少症候群(SFTS)にご注意ください

ネコやイヌがSFTSウイルスに感染すると、発熱や消化器症状などのヒトと同じような症状を示すことがあります。SFTSウイルスに感染し、発症している動物の血液などの体液に直接触れた場合、SFTSウイルスに感染する可能性があります。実際に、ネコに咬まれたことが原因でSFTSウイルスに感染した事例が報告されています。

ペットのダニ対策に関する厚生労働省リーフレット

ペットのダニ対策

  • ダニ駆除剤の使用等について獣医師に相談しましょう。
  • ペットが外から帰宅したらダニがついてないか確認しましょう。
  • ダニが皮膚に食い込んでいる場合は動物病院を受診しましょう。

詳細な情報は以下のサイトからご確認ください。

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電話:0770-25-5311
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