休岩寺のソテツ
最終更新日:2015年3月1日
ソテツ
敦賀市大比田の休岩寺にあるソテツの紹介。
昭和29年12月3日に県の天然記念物に指定されたソテツ(蘇鉄)。
根元の周囲3.7m、高さ5.1m。この株は雄株で隔年に開花するという。同寺は大比田の南山ふもとにあって、冬も雪が少ない気候の良いところにある。
<参考>
日本では九州以南、琉球列島にかけて分布する。雌雄異株である。雄花は幹と同じくらいの太さの松かさを長くして、幹の先端に乗せたような形で、松傘の鱗片にあたるものの裏一面に葯がつく。雌花は茎の先端に丸くドーム状に膨らみ、雌しべを個々に見ると、上半分は羽状複葉の葉が縮んだ形、下半分の軸には左右に胚珠が並ぶ。
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