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『むかしの杉津』

最終更新日:2015年3月1日

杉津の由来

むかしの杉津

 ずーっとむかし すいづは 水津といってナー、今の学校のあたりに村があったんじゃ。それがノー、今から500年ほど前のことじゃ、ある夜、とつぜん 大きな地鳴りがしての、みんなびっくりしてとびおきたんじゃ。見るとナ、鉢伏山の北の方の大毛谷あたりから 煙をふき上げたみたいなものがノーこの村をおそってくるんじゃ、「山くずれだー」と、みんな逃げようとしたんじゃが、まっくらで逃げ道がわからんのじゃ、そこでナー、大事な大事な自分の家にナー、火をつけてノー、まっかに燃え上がった火のあかりをたよりにナー、みんな一目散にナー、岡崎山の方へ逃げたんじゃてー。岡崎のふもとはのー、じめじめしたところでな、杉の木が、たくさんはえとったんじゃ。ところがナー、その山くずれでナー、大毛谷のほうから、そこらじゅう土砂でうまってしもうてナー、今もこの村のあたりをほるとナー、古い杉の木や、古株が出てきよるんじゃ。そのあたり いまのこのあたりに新しい村ができたんじゃよ、ほしてナ、いつのころからか、この村が杉津といわれるようになったんじゃて。今も学校のあたりを焼野といわれるところをみると、ほんまのことやろうナー

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