人道の港敦賀ムゼウム
最終更新日:2024年3月16日
「人道の港敦賀ムゼウム」
人道の港敦賀ムゼウムでは、人道の港敦賀の歴史を映像などを活用した展示を通じて紹介しています。団体予約の受付は随時行っております。詳しくは電話でお問い合わせいただくか、人道の港敦賀ムゼウム公式ホームページをご覧ください。
施設概要
所在地:〒914-0072 福井県敦賀市金ケ崎町23-1
電話:0770-37-1035
FAX:0770-37-1036
メールアドレス:jindou@ton21.ne.jp
開館時間:午前9時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
休館日:水曜日(祝日の場合はその翌日)、年末年始
入場料:一般500円、小学生以下300円、
団体(20名以上)一般400円、小学生以下240円
(注釈)4歳未満無料、障がい者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名まで無料
人道の港敦賀のエピソード
ポーランド孤児
敦賀の松原での孤児たち
ポーランド孤児とは、ロシア革命後の内戦状態であったシベリアで家族を失い、過酷な状況にあったポーランドの子どもたちのことです。孤児を救うために、日本赤十字社は1920から1922年にかけて孤児の受け入れを行い、合計763人のポーランド孤児が敦賀港に上陸しました。
当時の敦賀の人々は、菓子・玩具・絵葉書等の差し入れや宿泊・休憩所などを提供するなど、温かい手を差し伸べました。
ユダヤ難民
上陸を待つユダヤ難民たち(1941年6月6日朝日新聞)
1940年から1941年、ユダヤ難民はナチス・ドイツの迫害等から逃れるため、リトアニアのカウナス領事代理・杉原千畝氏が発給した「命のビザ」を携えて、リトアニアからウラジオストクを経て、敦賀港に上陸しました。
苦難の旅路を経て敦賀に降り立った彼らは、敦賀の街が「天国(ヘブン)に見えた」と後に語っています。
上陸した彼らに当時の市民は、リンゴなどの果物を無償で配ったり、銭湯を無料で開放したりしました。
アクセス
- バス
敦賀駅西口3番のりば ぐるっと敦賀周遊バス(観光ルート)「金ヶ崎緑地(敦賀ムゼウム)」下車
敦賀駅西口4番のりば コミュニティバス
松原線「きらめきみなと館」下車
東浦線「金ヶ崎緑地(敦賀ムゼウム)」下車 (備考)東浦線は土日祝のみ運行
- タクシー 敦賀駅西口から約10分
- 自家用車 北陸自動車道 敦賀インターチェンジから約10分
(駐車場:金ヶ崎緑地駐車場 普通車128台、大型バス5台あり)