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放射線に関する基礎知識
放射線の基礎知識
放射線とは
放射線とは、原子の中心にある原子核から放出される高速の粒子や高いエネルギーを持った電磁波の総称です。放射線には、α(アルファ)線、β(ベータ)線、γ(ガンマ)線、X(エックス)線、中性子線などの種類があります。放射線には物質を通り抜ける力(透過力)がありますが、種類に応じて適切な材料でさえぎることができます。

放射線と放射能と放射性物質の違い
放射線を出す物質のことを「放射性物質」、放射線を出す能力を「放射能」といいます。懐中電灯に例えると、「放射性物質=懐中電灯」、「放射線=懐中電灯から出る光」、「放射能=光を出す能力・光の強さ」を表します。
放射線・放射能の単位
放射線や放射能の単位は主に、ベクレル(Bq)、グレイ(Gy)、シーベルト(Sv)の3つです。

日常生活の中の放射線
日常生活において、私たちは普段から放射線を受けています。人体が受ける放射線には、自然界から受ける自然放射線と医療機器などから受ける人工放射線がありますが、その性質や影響に違いはありません。
日本では年間平均2.1ミリシーベルト、世界では年間平均2.4ミリシーベルトの放射線量を自然界から受けているといわれています。

放射線の様々な活用
放射性物質や放射線は、原子力発電以外にも様々な分野で活用されています。エックス線検査やがん治療などの医療分野をはじめ、工業や農業の分野でも広く活用されています。

※このページで使用している画像は、日本原子力文化財団「原子力・エネルギー図面集」を参考にしています。


