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ダニ媒介感染症とは、病原体を保有するダニに刺されることによって起こる感染症のことです。
人が野外作業や農作業、レジャー等で、これらのダニの生息場所に立ち入ると、ダニに刺されることがあります。
ダニがウイルスや細菌などを保有している場合、刺された人が病気を発症することがあります。
ダニの活動が盛んな春から秋にかけては、ダニに刺される危険性が高くなるため、特に注意が必要です。草むらや藪など、ダニが多く生息する場所に入る場合には、以下のことを心がけましょう。
ダニの多くは、ヒトや動物に取り付くと、皮膚にしっかりと口器を突き刺し、長時間(数日から、長いものは10日間以上)吸血します。
ダニ媒介感染症には、クリミア・コンゴ出血熱、回帰熱、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、ダニ媒介脳炎、ツツガムシ病、日本紅斑熱などがあります。各感染症について、詳しくは厚生労働省ホームページ<外部リンク>をご覧ください。
重症熱性血小板減少症候群は、主にSFTSウイルスを保有しているマダニに刺されることにより感染するダニ媒介感染症です。
潜伏期間は6日から2週間程度で、発熱、消化器症状(嘔気、嘔吐、腹痛、下痢、下血)を主徴とし、致命率は約10%から30%程度とされています。
ネコやイヌがSFTSウイルスに感染すると、発熱や消化器症状などのヒトと同じような症状を示すことがあります。SFTSウイルスに感染し、発症している動物の血液などの体液に直接触れた場合、SFTSウイルスに感染する可能性があります。実際に、ネコに咬まれたことが原因でSFTSウイルスに感染した事例が報告されています。

厚生労働省リーフレット「マダニに注意ダニャン!!」 [PDFファイル/1.02MB]
詳細な情報は以下のサイトからご確認ください。
厚生労働省ホームページ「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について」<外部リンク>
厚生労働省ホームページ「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に関するQ&A」<外部リンク>
「ダニ」にご注意ください(厚生労働省) [PDFファイル/826KB]
マダニ対策、今できること(国立感染症研究所) [PDFファイル/3.33MB]