第10回 旧大和田銀行本店建物修復検討委員会を開催しました
最終更新日:2015年3月1日
屋上補修の様子を見学。屋上の防水は建物を長く保つためにも重要です
二階展示室修理状況の見学
市立博物館では、第10回 旧大和田銀行本店建物修復検討委員会を開催しました。
この委員会は博物館建物(福井県指定文化財)を文化財として修復するにあたり、専門的な立場からの指導・助言を仰ぐもので、事前調査の終了後から開催し、修復計画へのご意見等をいただいています。
今回はいよいよ実際の修復工事が進む中で明らかになった事柄の説明と、それに伴う計画の変更等について議論していただきました。
古写真の発見や、奇跡的に残っていた壁の布張り等から豪華な部屋であったことが判明した二階展示室はより忠実な復原が望ましいこと、屋上防水等は建物の外観と保護を両立させること、地下のドライエリア等の排水の必要性、また博物館通り整備の中で本物である博物館を守ることの意義などについて、ご意見をいただきました。
一階展示室修理状況。天井部分の補修のため、全体に足場が組まれています
審議の様子。まずは修復工事に伴う変更点などについて説明がありました
お問合せ先
博物館
電話: 0770-25-7033