市庁舎建替えに係るご意見等
最終更新日:2017年5月22日
ページ内目次
敦賀市議会 市庁舎建設対策特別委員会での主なご意見と回答
No. | 意見 | 回答 |
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01 | 移転した場合の経済効果と現在地の経済損失は? | 移転によるプラザ萬象敷地での経済効果や現在地の損失を試算することは、予想して試算することから、算出しても参考値でしかなく、確かなものではないため、数字で表すことは適切ではないと考えています。 |
この回答に対して、数値化できない不確実なこと(B案のメリットで「中心市街地活性化が期待される」の部分)は説明会資料に掲載すべきではない、とのご意見をいただいております。 |
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02 | 移転した場合のプラザ萬象敷地周辺の道路整備は? | 移転した場合、通勤時間帯で近隣道路の混雑が考えられます。現時点では、将来的に北陸新幹線口から木ノ芽橋までを通る道路整備の予定があることや、国道8号線の木ノ芽橋から白銀交差点までの歩道整備を国で行うことが予定されており、通勤時間帯や各公共施設の利用状況によって、調整が必要と考えています。 |
この回答に対しては、現状でも国道8号線は朝夕の渋滞で混雑する事から、道路整備について、B案に盛り込むべき、とのご意見をいただいております。 |
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03 | 移転した場合の浸水等災害対策はどのように考えていますか? | 市が公表している笙の川系洪水ハザードマップでは、プラザ萬象の方が浸水の可能性は現在地より高いといえます。移転の場合、防災拠点が2ヶ所(市役所と防災センター)になることで、リスクを分散し、どちらか一方で業務継続や災害対応ができるよう、安全性の確保を考えています。 |
04 | 移転した場合、どう活性化につながるのですか? | 職員及び来庁者の消費需要を契機に駅周辺エリアを中心とした消費の底上げが図られ、活性化につながることが期待されると考えています。 |
4月24日(月曜)、5月2日(火曜)に開催しています。
Q&A
Q&A | ||
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No. | 質問 | 回答 |
01 | 市庁舎とは何ですか? | 市役所の建物のことを指します。 |
02 | なぜ建替えるのですか? | 現在の市役所建物は、国の耐震基準を満たしておらず、震度6強以上の地震で倒壊の危険性が高いためです。また、耐震補強と建替えの両方の案で検討してきましたが、熊本地震の状況や、今後50年間の建物維持費を考慮した場合、建替えた方がよいと判断しています。 |
03 | 建替えの場所は? | 現在地(中央町2丁目)とプラザ萬象敷地(東洋町)の2つの案が挙がっています。 |
04 |
補強か建替え、場所はいつまでに決定するのですか? |
現時点では、平成29年9月までに決定したいと考えています。 |
05 | 決定が9月までなのはなぜですか? |
平成32年度までに市役所建物を建て替えた場合、国からの財政的な補助が得られるためです。スケジュールを考慮した場合、9月までに決定をしないと間に合わないおそれがあります。 |
06 | 意見を述べたい。 |
説明会にてご発言いただくか、アンケートの記入によりお願いします。必ずしも取り入れられるわけではありませんが、貴重なご意見として、今後の検討に加味させていただきます。 |
07 | 市庁舎建替えの4つの方針のうち、「(2)市有地に限ること」と、「(4)候補地提案については、いかなる可能性も排除しないこと」とあるが、どういう意味か? | 市庁舎建替えの4つの方針のうち、(1)から(3)は行政の方針として書いていますが、市民の皆さまからの提案は市有地に限りません、ということです。ただし、新たな土地取得となると費用もかかりますので、実現可能性については検討をさせていただきます。 |
08 | 国の財政措置を得るためには9月末までに候補地の選定とあるが、議員の皆さんは、財政措置を得るということで一致しているのか? | 市庁舎を建替える、という点はご理解を頂いています。また、現所在地での建替え(A案)であれば、国の財政措置を得て建替えることは可能とのご意見を頂いています。しかし、場所を移転するということであれば、市民の皆さんにとっても重要な問題であるので、財政措置だけにこだわるのではなく、じっくり時間をかけて議論をすべき、とのご意見を頂いています。 |
09 | 移転によって現所在地周辺にデメリットはないのか?近隣商業施設に集客が少なくなる可能性、損失があるのではないか? | 算出をしたとしても参考値でしかなく、根拠の数値として取り扱うことは適切ではないと考えています。一つの数字として申し上げますと、現市庁舎には平成25年から27年の間で年間平均161,156人が訪れ、一方プラザ萬象には102,152人が訪れています。 |
10 | 資料の立地概況の図面を見ながら、B案の建て方を説明してほしい。 | 場所は確定ではありませんが、図書館の西側の現在駐車場の場所に市庁舎を建設する案です。図書館の中に教育委員会が入ることで、現在よりも小さい8,000平方メートルの庁舎とします。現在のプラザ萬象は新市庁舎ができるまで使用して、現市庁舎の跡地にプラザ萬象と市民文化センターの機能を併せた第2萬象を建設するものです。 |
11 | B案の建て方で、市民文化センターが出てくるのはなぜか。 | 人口減少社会を見据え類似する施設を更新の際に集約できないか、という計画(敦賀市公共施設等総合管理計画)があり、プラザ萬象と市民文化センターの機能を併せた第2萬象として利用していただこうという考え方です。 |
12 | B案では第2萬象の計画があるとのことだが、今ある市民文化センター、きらめきみなと館を活用すると更に費用が削減できると思うが、検討したことはあるか? | 公共施設の更新、維持管理の問題として、いただいたご意見のように機能を集約することは各所管課で検討しています。B案では第2萬象として案を出しましたが、A案の現所在地で建替えたとしても、施設の集約は検討しているところでございます。 |
13 | A案は防災拠点の強化で、初動体制に強みがある。B案について、防災面ではどのようなデメリットがあるのか? |
現所在地には防災センターと消防があり、職員が一つの指揮系統として動くことができますが、移転した場合、消防・防災センターとは離れることになり、市職員は萬象で、消防職員は現所在地でと、指揮系統が分かれるという問題があります。 |
14 | もしプラザ萬象敷地に市庁舎が移転した場合、災害時の対策本部はどこに設置されるのか? | 現所在地では、災害対策本部は防災センターに設置し対応しています。プラザ萬象に移転した場合は、そちらの新市庁舎で本部を設置することとなります。 |
15 | プラザ萬象敷地には市庁舎しか移らないのか?将来的に消防と附帯施設が萬象に移ることはないのか? | 消防の組織は美浜町、若狭町との広域組合となっており、協議が必要なため、今申し上げられるのは、消防は現在地での建替えが濃厚ということです。 |
16 | 市民文化センターについて、A案では改修し、B案では解体するというのはどういうことか? | A案は、市庁舎を現在地で建替えてプラザ萬象と市民文化センターはそのまま継続的に使用するための改修費用を記載しています。 |
17 | プラザ萬象前の市道は狭いのではないか? | 現時点で、市道を整備する、という考えはありません。 |
18 | 本町の国道8号線は4車線から2車線化されるが、朝と夕方は大変混雑すると想定される。新幹線駅から木の芽橋までは整備するが、商店街の道を狭めるのと、B案で開発するということと合わないのではないか? | 市の施策は中心市街地全体を一体としてとらえて整備をしていこうというものです。B案であれば、一層の混雑が予想されるというお話もありましたので、関係部署等との調整が必要だと考えています。 |
19 | 木の芽橋付近を整備する場合、8号線から新幹線のアクセス道路が出来てくるが、JRの線路下を通る道路を改修する案はないのか? | 担当課で検討している段階で、整備するという方向にはありますが、協議調整中です。 |
20 | 新しい庁舎について、なぜ4階建てなのか。もっと高層にして広く使えるようにすべきである。 |
4階建てに拘りはありません。効率の良い配置等は、基本計画・設計等で改めて考えていきたいと考えています。費用とのバランスを考え、なるべく広く使えるよう考慮します。 |
21 | 現庁舎建設時は耐震性等に問題はなかったが、熊本などの災害を受けて設計の見直しが始まった。昔に比べるとだんだん(耐震レベルが)上がってきているので、100年先にはもっと上がっているのではないか。想定外とならないよう、今の基準を満たすだけでなく、設計上の条件を厳しくして設計に反映させてほしい。 | 特に地震に対しては対策を考えており、工法について制震から免震を中心に検討しています。さらなる設計については今後検討していきたいと思います。 |
22 | B案が突然出てきたように感じるので、なぜB案が出てきたのかを説明してほしい。 | プラザ萬象の案は昨年の5月頃、内部の検討の時点で候補地の1つとして存在していました。しかし、防災面を考慮した場合、現在地が優位であると考えていました。 |
23 | 駅前に作るなら、画期的なデザインにしてはどうか。最上階に展望室や、敦賀は緑が少なく感じるので、緑の庁舎にするなどしてみてはどうか。 | 基本計画・設計などの際に、費用面を勘案しながら、よりよいデザインを考えていきたいと思います。 |
24 | 経済面では耐震補強の方が安くすむと思うが、市庁舎を建替えることは決定事項なのか。議会での決定なのか。また、建替えが決定したことを何かで公表しているのか? | 建替えるということは市の方針として決定しております。 |
25 | 資料を見る限り、庁舎建替えが決定にしか見えない。どのような話し合いがなされているのか。 |
経緯でもお話させていただきましたが、議会での議論やパブリックコメント、議員説明会を行い、市の方針として建替えることは決定しております。なお、議会の議決事項ではありません。 |
26 | どのようにして建替えに係る経費を返していくのか。 | 平成27年度末から基金を積み立てております。合計6億円の積立を行いました。 |
27 | 起債でまかなわれる4分の3の費用は、今後どのようにして、どれぐらいの期間で返す予定なのか。 |
返済期間は20から30年程度を見込んでいます。市民1人当たりの負担額は算出していません。 |
28 | 負担の詳細が先に出されないのはおかしいのではないか。先に詳細を示してから、耐震補強なのか建替えるのかの話し合いをすべきだ。 |
今後かかる費用は、試算として中期財政計画で示しています。今後の税金の推移や施設の建て替えを想定した費用などは中期財政計画に掲載されています。 |
29 | 広報で収支を見たことはあるが、ほぼ全部使っている状態なのに、貯めていけるとは思えない。 | 広報4月号に掲載されている収支は予算の話であり、予算というのは収入と支出が同じになるように作成しています。 |
30 | 今までの財政の状況は見れるのか。 | 市役所で情報公開していますので、市役所にてご覧になれます。 |
No. | 質問 | 回答 |
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31 | プラザ萬象周辺では駐車場は確保できないと思うが、どのように考えているのか。 |
B案の建設場所については、敷地の西側に建設するイメージを一例として掲載させていただいています。 |
32 | 萬象の周辺に住んでいるが、駐車場は間違いなく現場にはない。実際に行って確認していただきたい。 |
萬象、図書館、市庁舎が併存する期間(平成32から36年度)は、駐車場が不足する旨、課題に挙げております。 |
33 | 説明会の会場について、なぜプラザ萬象でやらないのか。 |
各地区で開催する場合であれば、身近な公民館でやるのがよいと判断したためです。 |
34 | 敦賀市には不良債権ともいえる建物、市民文化センターや萬象、があるが、萬象を壊すためのいい機会・口実だと思えるが、どう考えているのか。 |
プラザ萬象と市民文化センターの件についてですが、公共施設等総合管理計画の中で今後40年間で施設の集約を検討する旨記載しております。そのためにB案で集約するとさせていただいています。 |
35 | 建設費用の比較資料について、A案に萬象、図書館、文化センターの改修費用を入れるのは、筋が違うと思う。 |
A案に萬象、図書館、文化センターの改修費用を明示しているのは、B案で示す第2萬象建設費と比較できるようにしたためです。 |
36 | 本当の市庁舎の建設経費だけを含むべきだと考えるが、その部分の説明を伺いたい。 |
いずれの案も今後改修費用が必要となるため、比較できるように記載しております。 |
37 | 市民文化センターは負の遺産であり、不必要なものであるので第2萬象建設は考えなくてよい。老朽化した建物を取り壊すことに注力していくべきである。 |
第2萬象について、公共施設等総合管理計画で大規模ホール施設は集約していくことを計画しています。ですのでプラザ萬象と市民文化センターを集約することを検討しています。 |
38 | B案の場合、市民文化センターの解体とあるが、解体後の跡地利用について、何か計画があるか? |
市民文化センター跡地の利用について、現時点での具体的な案はありません。 |
39 | プラザ萬象と市民文化センターの稼働率は、個人的にはかなり稼働していると感じているが、第2萬象の施設が今の2施設の機能を網羅できる規模となるのか。 |
第2萬象について、市民文化センターは1200席のホールですが、第2萬象は600席のホールと想定しており、事業規模で15億円として試算しています。 |
40 | 今回の建替えの話の主な契機は、耐震問題と防災面の確保だと考えるが、B案には防災面のメリットは何もない。なぜB案が出てきたのか伺いたい。 |
もともと市有地で検討する中で、萬象敷地も検討の対象として存在していました。 |
41 | アンケート結果は今後どこかで公表されるのか。 |
アンケート結果については、市のホームページにて公開しております。 |
42 | 両方の案のことだが、想定している建物の構造と規模をお伺いしたい。 |
A案は延べ床面積10,000平米、B案は延べ床面積8,000平米を想定しています。B案が小さいのは、図書館に教育委員会が入る事を想定しております。 |
43 | 歴史認識を踏まえて、前回の移転のときにはどのような意見があり、どのようにこちらに定着したかを確認したことはあるか。歴史を紐解いたか。 |
歴史の経緯については確認しておりません。 |
44 | 今の場所ではだめなのか伺いたい。庁舎前の駐車場では狭い、敷地が狭い等は建物を高くする等の対応をすればよいと思う。 |
あくまで候補地としてのA案、B案、その他案であり、A案がダメと言っているわけではありません。 |
45 | A案、B案の建設費用について、詳細が分かる資料を示していただきたいが、いつぐらいにいただけるのか。 |
来週中にはホームページにて公開させていただきます。 |
46 | B案について、防災面のリスク分散とあるが、これはメリットではなく、デメリットではないか。避難場所が増えるという意味ならわからなくはないが。 |
リスク分散の意味ですが、防災センターと同程度の機能を2か所にすることで、1か所が使用できなくてももう1か所で業務継続できるように、という意味です。 |
47 | A案B案とも、建設中は駐車場が狭くなるだけで仮設庁舎などは建設しないということか。 |
仮設庁舎の建設予定はありません。 |
48 | B案は川に挟まれているので、川の改修費用が想定されると思うが、その費用が含まれていない。その点はどのように考えているのか。 |
笙の川と木ノ芽川の対策は現段階ではありませんが、今後検討する必要があると考えています。 |
49 | 説明では改修ではなくて建替えとなったのは、市と議会が話をし納得をした決定事項ということでいいか。 |
議会での議論やパブリックコメント、議員説明会を経て、市の方針として建替えることを決定しております。 |
50 | 旧市庁舎と今の市庁舎を直径とする中に、新市庁舎を建設できる市有地はあるのか? |
市有地でまとまった土地を申し上げると、次の2箇所です。 |
51 | 新市庁舎の建築面積は、A案で10,000平米、B案で8,000平米か? |
どちらも建築面積ではなく延床面積です。B案は図書館3階に教育委員会が入る想定のため、新市庁舎は8,000平米としています。 |
52 | 100年の計ということで、総合計画でどういう位置付けになっているのか? |
第6次総合計画後期基本計画では、安心安全なまちづくりの中で位置付けられています。 |
53 | 市庁舎の新築について、議会の賛成が3分の2がないと進められないと聞いたがどうなのか。 |
地方自治法第4条に、庁舎位置は条例で定めること、移転する場合は特別議決で出席議員の3分の2以上の同意が要件と規定されています。 |
54 | 移転の案に市民の圧倒的な賛成があっても、議会で否決されればだめということか。 |
他自治体の例では、住民投票で移転案が多く支持されても、議会で否決された事例もございます。 |
55 | 8号線は時間帯によってかなり渋滞している。 |
将来的には新幹線駅から8号線までのアクセス道路の整備、8号線の歩道整備が予定されていますが、それ以上の予定はありません。 |
56 | B案の第2萬象について、第2萬象には市民文化センターのようなホール機能があると理解していいか。 |
現在の市民文化センターは1,200席ありますが、第2萬象は半分の600席のホール機能を有する施設とすることを考えています。 |
57 | 市民文化センターの席数が半分になるというのは大きな問題。芸術的な催しを行うのにキャパシティが少なくては商業ベースとして成り立たない。少なくてよい、というその姿勢はよく考えてもらいたい。 |
第2萬象の席数の件は説明が不足しておりました。今後の説明会では配慮いたします。 |
58 | 平成34年度末の新幹線開業の時には市庁舎ができているというスケジュールだが、駅のコンセプトは聞いているが、高さは何階建てか? |
具体的な数字は持ち合わせていませんが、周辺ホテル程度の高さだったと思います。 |
59 | 市庁舎建替えに伴いホール施設の集約化がされた場合、市民文化センターときらめきみなと館の跡地はどうなるのか? |
B案は現市庁舎跡地に第2萬象を建設し、現プラザ萬象と市民文化センターは解体という案です。市民文化センター跡地の利用について、現時点での具体的な案はありません。 |
60 | 文化施設で600席の第2萬象を建設するとのことだが、現在は施設は展示スペースが他自治体に比べて少ないが、設計図はできているのか? |
設計図はございません。規模として600席を想定しています。 |
No. | 質問 | 回答 |
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61 | 建設費について、A案に図書館等の改修費が含まれているが、市庁舎建替えとの関係は。何のための改修か。 | 施設の外壁や屋上防水等のための改修費用を上げています。B案の改修費用について、図書館の改修費は5,000万円高いのは、教育委員会が入る場所の改修を行う分上積みをしています。 |
62 | 図書館とプラザ萬象、市民文化センターの耐震性は問題ないか。 | 図書館とプラザ萬象は新耐震基準の建物であり問題ありません。 市民文化センターは古い建物ではありますが、耐震改修を行っており、耐震基準は満たしています。 |
63 | 建替えの方針について、A案は耐震性の確保が重要だと読み取れる。B案で1番重視されているのはまちの再興だと読み取れるが、とってつけたものに感じる。 |
連携の検討については十分できていないのが現状です。 |
64 | C案の選択肢について、どういう考え方でC案があるのか。 |
市民の方が考えるその他の案を伺いたいと考えております。提案があった場合は、実現可能性を検討させていただきます。 |
65 | A案は市の中心で防災センターや消防があり、連携もしやすいと考える。B案でもそれなりの防災拠点を作らなければいけないと思うが、そのあたりはどう考えているのか。 |
B案について、安全性については更に防災設備を施す必要があり、+αという形で記載させていただいております。 |
66 | なぜB案が出てきたのか。 | 平成23年度の耐震診断の結果が出たときから、耐震改修の協議を行っていました。しかし、熊本地震で耐震補強した市庁舎が使用できない実例が出てきており、市の方針が建替えに変わっていきました。 |
67 | 国の財政措置を受けるのは絶対か。 | 市の意向は、できる限り受けることです。 |
68 |
9月までに決定できるのか。 | 各地区の説明会での意見を集約し、またお答えいただいているアンケートも集計を行います。さらに、3,000名対象の無作為抽出アンケートを実施予定です。 |
69 | アンケート結果は相当大きな影響を与えると考えられるが。 アンケート結果について、票数に圧倒的な差が出ればよいが、微妙な差であれば更なる検討が必要になるのではないか。 |
アンケート結果がすべてというわけではありませんが、参考指標とさせていただきます。 |
70 | 公共施設保有率が他自治体より高いということだが、今後維持管理する場合、公共施設を売却する等の対応が必要になってくると思う。 |
おっしゃる通りです。市庁舎建替えとは別に、公共施設等総合管理計画にて公共施設の整理や集約化も検討しております。 |
71 | B案について、解体するものが3物件あるが、全部2.5億円となっている。同じ金額で解体できるとは思えない。 |
B案では当初萬象の解体を平成31年度としておりました。議会の指摘を受けて、平成36年度解体とし、この間使用するための改修費用を見込むと合計額が同額となりました。 |
72 | 萬象の改修について、A案は8億円でB案は1億円だがこの違いは何か。 | A案は大きく延命するための改修費用、B案は5年程度使用するための改修費用だとお考え下さい。B案はこの後解体いたします。 |
73 | 公共施設の集約は賛成であり、積極的にすべきだと思う。 |
効率のよい使い方等は、市庁舎建替えとは別に検討を行っております。 |
74 | B案について、防災拠点が2ヵ所に分かれ、リスク分散がメリットと記載されているが、東日本大震災の際は、交通や通信の途絶、職員が移動できない、状況の把握ができない等の課題があったと伺っている。 |
B案であった場合、2か所の防災拠点になり、東日本大震災の経験では、移動できない等の問題があったことも把握しています。 |
75 | 経済効果について、移転しても商店街も近隣施設も影響は少ない、しかし一方では活性化につながる、影響は大きいとなっており、矛盾が生じている。現在ある建物が移動することに対して、近隣施設に影響が少ないとは思えない。 |
近隣商業との影響は少ないとの記載ですが、A案は市役所の場所が変わらないため商業活動には影響が少ない、B案は商業エリアに近くなるので活性化が期待できる、という意味での記載です。 |
76 | 説明会の意義について、ここで説明したから終わり、市民の意見を聞いたというアリバイ作りに感じるので、説明会を開催した意義や目的をお伺いしたい。 | 行政サイドだけで進めていくだけでなく、直接意見を伺うことが意義であり目的だと考えています。 |
77 | 説明会やアンケートで意見を述べる機会があるが、これはちゃんと反映されるのか。 | いただいたアンケートにつきましては、会場ごとの集計を出し、ホームページでも公開しております。 |
78 | 現在地の場合、防災センター1から2階が消防施設となっており、24時間体制で情報が入ってくる。B案の場合、メリットでリスク分散になると言っているが、メリットになるとは思えないし、情報収集も遅れてしまうのではないか。 | B案の場合、防災面の安全性の機能については、現在の状態を維持できるように体制作りや通信網の配備等を考えています。資料の中にもありますが、+αと記載させていただいております。 試算は出来ておりませんが、安全性を保つように検討しております。 |
79 | まちづくりについて、敦賀市全体を考えた場合、松島地区12000人、粟野地区30000人で、敦賀市の人口の半分は西側に集中している。 |
他の説明会会場でもご指摘いただいておりますが、市庁舎だけでは活性化するわけではありませんが、1つの要素になると考えています。 |
80 | 今の場所は庁舎を建設できないのではないか。中央町も東洋町も、第2種中高層住居地域であり、高い建物の建設はできないはず。 | 都市計画上の用途地域では、確かにこのままでは建設できません。建築基準法第48条但し書きの建築審査会をふまえて適用する必要があり、どちらで建設するにしても、建設できるよう調整をしていかなければならないと考えています。 |
81 | B案の場合、歩道改修だけで車の混雑は緩和されない。候補地の選定で案の状態だから、そこまで考えていないかもしれないが、その辺の説明はどう考えているのか。 | 国道8号線についても、各会場で心配いただいております。貴重なご意見として承ります。 |
82 | デメリットの欄で、ハザードマップ上0.5mから1mという数字は海抜を指しているのか。 | 洪水浸水の想定水位であり、、水に浸かったときの水かさを示しています。 |
83 | 国の補助金の話がなかったら建替えの検討はなかったのか、今までに検討していたのか。 |
平成23年度の耐震診断結果を受け、耐震改修を中心に検討していましたが、熊本地震の状況や長期間でのコスト比較の結果から、建替えに方針を変更いたしました。 |
84 | 建設業に携わっているが、市内建設業者は疲弊している。建設にかかるスケジュールが遅れることのないようにお願いしたい。 | 財政措置が出たことでスケジュールは当初予定よりも2年前倒しで、候補地選定も9月末までにと考えています。ただし、これまでの説明会ではもっと時間をかけて検討すべき、とのご意見もいただいています。 |
85 | 工事発注の際には、市内業者に広く仕事がいきわたるような方式を検討いただきたい。 | 大きな公共工事となりますし、他の公共工事でも地元業者優先という方針でおります。貴重なご意見として承ります。 |
86 | 広く市民の声を聞きたいというのであれば、開催時間を7時からにすれば勤めの人も出られることを考えてもらいたかった。 | 今後の市庁舎建替えに関する説明会開催の際には配慮いたします。 |
87 | より規模の大きい集客ホールを駅前に1つ建築してはどうか。せっかく新幹線も開業するので、大きなホールがあれば集客と経済効果が見込めるのではないか。 | きらめきみなと館、市民文化センター、プラザ萬象の3つのホール施設を1つの施設にというご意見ですが、貴重なご意見として頂戴します。 |
88 | これまでの説明会開催記録を見ても、将来建替えに伴う借金を返していくことになる若い世代の参加が大変少ないと感じる。その年代の人に関心を持たせることが必要。説明会に若者が来ないのは、説明会に魅力がないのか関心がないのか、どうだと思うか。 | 関心がないということと、関心を持たせられなかったという両方があると思います。開催時間の配慮は足りなかったと考えています。 |
89 | 学校で説明会をしてもいいのではないか。 | 候補地がはっきりしていない段階で説明するよりも、場所が決まった後に基本構想等を検討する段階で、どういった庁舎にしたいか、ということを聞いていければと考えています。 |
No. | 質問 | 回答 |
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90 | 地震には耐震だけでなく、津波もある。建替えにあたり津波の想定はしているのか?また、地震の想定区域は? |
福井県が行ったシミュレーションに基づく敦賀市防災ハンドブックでは、A案B案双方ともに津波による浸水の想定区域外です。また、周辺には断層がいくつかございますが、そこを起因とする地震による津波のシミュレーションの想定はありません。 |
91 | この時間帯の説明会は子育て世代の出席は無理。せっかく10回に分けるのであれば、時間帯も分けていただければよかった。今後実施予定の3,000人対象のアンケートも無作為でとのことだが、若い世代に多く聞いていただきたい。 | 今後の説明会では時間の配慮をいたします。無作為のアンケートはいろいろな世代に送付しますので、もちろん若い世代の方にも送付をすることとなります。 |
92 | 地震や津波の際のは災害拠点は分散していた方がいいと思う。市庁舎は建替えればいいと思うが、災害発生時の初動対応がより重要だと考える。災害発生時にはどのように対応するのか? | 災害レベルによって災害対策本部が立ち上がり、各部局で初動体制を整えます。また、災害対応とあわせ、業務継続計画に基づき通常業務の継続を行います。庁舎の耐震性を早く確保することで災害復旧に万全を期すことができますし、同時にソフト面でも対応を強化していくことが重要と考えています。 |
93 | A案でプラザ萬象改修費8億とあるが、耐用年数が来ておらず、また耐震性もあるなら、8億も必要ないのでないか。 | 耐震性を有しており建物自体の耐用年数はまだありますが、設備の耐用年数は建物よりも短く老朽化が進んでいることから、照明音響、電気、給排水設備等の改修を考えますと、8億程度かかる見込みです。 |
94 | 消防と市役所が一体であるべきと考えるが、B案では離れてしまう。防災センターも費用をかけて建設しており、お金がないならなおのこと一体であった方がいいのではないか。 | B案では新庁舎にホットライン等の防災設備を整えて、関係機関との連携を低下させない対策が必要と考えています。消防と離れることに対する懸念については、他地区でもいただいております。 |
95 | 最初新聞で建替えの話題を見たのだが、A案だけだと思っていたらB案が出てきており、B案は急に出てきたように感じる。 |
平成23年度耐震診断にて震度6強で倒壊のおそれがあると診断され、平成24年度から耐震改修を検討していました。なお、強度型補強の場合、庁舎が狭くなるため、別棟を建てる案を検討していました。 |
96 | 防災センターの建設時点で、当然に考えているべきだったのではないか。もともと現在地で建替えるつもりではなかったのか。 |
平成27年度から建替えを検討しており、基金の積み立てを始めております。 |
97 | 以前から建替えの話は伺っているが、議会で決めてもらえばよいのではないか。個人的な意見としては、なぜ市民を巻き込むのか、といった感想である。 |
今年度から議会でも庁舎建設対策特別委員会を開催し、2回話し合いを行っております。 |
98 | 平成29年9月までに候補地を決定し、平成32年度までに完成しないと財政措置が受けれないと説明されたが、資料は完成が平成33年度になっているが、平成33年度完成でも財政措置が受けれることのか。 |
財政措置は4月に正式に発表されました。予算繰越が適用できるのかについては、現在県を通して国に確認している状況であり、まだわかりません。 |
99 | C案の検討はあるのか。実現可能かどうかは別にして、市民文化センター敷地に建設するなどの案を追加し、3点で選択とかにした方がよいのではないか。 |
C案の取り扱いについてですが、アンケート調査票に記載をしていただければ、実現可能性については、市の方で調査させていただきます。 |
100 | 現在、市役所に通勤されている職員は何名か。 | 平成29年4月時点で417名です。市庁舎に通い、車を使用している職員は約300名程度です。 |
101 | 現在の通勤ラッシュは困っており、現在の状況に市役所の職員が増えるとさらに混んでしまう。これ以上道路が混むのは人災であり、市民にとってデメリットでしかない。 |
道路渋滞の件は、他の説明会でも懸念されている事項であり、貴重なご意見として承ります。 |
102 | 説明会は、市民にとって情報公開となるためよいことだと思う。 |
敦賀市は公共施設が多いため、老朽化を迎えている施設の更新に合わせて、できる限り集約を行うことを計画・検討しております。 |
説明会でのご意見
No. | ご意見 |
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01 | B案はプラザ萬象、市民文化センターまで織り込んでおり、文化、経済面まで効果があると思う。防災面を課題に挙げていたが、通信網も発達しており、消防と隣り合ってなくても機能は果たせるのでないか。プラザ萬象と市民文化センターが集約されることで、財政的にも効果が出る。駅近くに作ることで、人材確保が難しい中職員確保にもつながるのではないか。 |
02 | A案の防災拠点の強化というコンセプトは分かりやすい。一方B案のコンセプトは説得力がない。B案では道路整備にどのようなコンセプトを持つのか。新幹線も絡んでくる。3つのコアはイメージとして分かるが、敦賀駅が機能していない現時点で、どのように機能させていくのかが不明。よってB案には○をしにくい。A案には財政面のメリットもある。 |
03 | 駅前については定量的な評価はできていない。新幹線に乗った人が市役所に来るわけではないので、資料に記載するべきではないと思う。市民が使いやすいようにしてほしい。 |
04 | 市役所の役割は市民の為にあるものであり、観光目的ではない。駅から近いという理由で萬象案が出ていることに違和感を感じる。市民が頼って行く場所が市内に分散されており、市役所ですべてがまかなわれているわけではないため、不便を感じる。 |
05 | 以前の庁舎は港にあったが、現在地に移動し、40年の間に敦賀は大きく変わった。 |
06 | 駅前の使っていない店舗をうまく利用してはどうか。駅が近代的になったが、商店街が少しさみしく感じる。空き店舗をうまく利用できれば、おもしろいものができるように感じる。駐車場や高齢者の問題はあるが、話題性もあり、賑わいにつながると思う。 |
07 | B案だとメリットとして「駅に近い」とあるが、それはメリットでも何でもない。電車で役所には行かない。 |
08 | B案について、国道8号線の対策は、歩道設置では交通渋滞の対策にならない。 |
09 | 今回の話とは違うかもしれないが、男女共同参画センターを取り壊すことも聞いている。それに萬象も取り壊すとなった場合、周辺の住民はどこに避難すればよいのか。 |
10 | 建設費用のことを話されるが、財政措置のために急ぐのではなく、もっとじっくり考えるべきである。もっと知恵を絞り、コストダウンを図ってもらいたい。 |
11 | 個人の思いとしては、市民文化センター敷地に移動する案をC案として考えていただきたい。この場所であれば人の流れが変わり、来庁者が市内散策をする等も期待できるのではないか。「駅に近い」ではなく、敦賀市内に人を呼び込むことを優先に考えてほしい。 |
12 | B案の場合、駐車場の問題があり、道路拡幅の問題がある。そのコストを盛り込むべきだと考える。また、C案として、市民文化センター敷地への案を作り、もう一度提案しなおしてほしい。 |
13 | まず、圧倒的に話し合いの時間が足りないと思う。市職員の人が懸念していることだとは思うが。 |
14 | 財政措置を優先した場合、時間になったら議論が打ち切りになることが想定されるが、それはやってはいけない。 |
15 | 先ほどから時間をかけて検討すべきという話があったが、少しでも借金は少なくなるほうが良いと考えるので、市職員は寝ないででもがんばって、意見をまとめていただき、補助金をもらう方向でやってもらいたい。 |
16 | 個人的な意見では、B案は反対です。以前は市庁舎は港の方にあったが、中央町に移転し40年の歳月が流れ、今の状態となり、防災センターと役所があってこそ市民が安心する。 |
17 | A案、B案を見ていると敦賀駅のことがたくさん書かれているが、敦賀駅と新庁舎は別の施設であり、関係はないと考える。 |
18 | 桜町にあったものが中央町に移転してきたときは小学生で、当時の市役所周辺は何もないところであったが、40年で今の状態まで発展してきたのを見ている。 |
19 | B案の場合、メリットに防災拠点の二重化とあるが、指揮系統が二重になると余計に混乱すると思われる。 |
20 | B案のせいで説明会をしていると思うが、今の現在地でやるという強い意志があれば、B案を削除できると思う。 |
21 | B案はプラザ萬象地だが、前の道路が狭い。今の道路では事故の基になる。拡張していただきたい。 |
22 | 現所在地に移転する際の理由は確認しているのか。 |
23 | それぞれの案について、耐震性の確保はどちらもできているが、商業コアとの連携や、まちの再興の具体案がないと、意見を出すことが難しい。 |
24 | 公共施設の維持管理は相当の費用が必要となる。 |
25 | B案について、商業コアに近い、敦賀駅付近で中心市街地活性化につながるとなっている。 |
26 | かつて現在地に移転した時は、かなり問題があったことを聞いている。 |
27 | どちらの案にしても河川の氾濫で水がつくが、B案の方がメリットが上だと考える。 |
28 |
新幹線延伸で、乗客は降りるだろうが、現状のままでは大変みすぼらしい。 |
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