セルフメディケーションを活用しよう
最終更新日:2022年7月22日
セルフメディケーションとは?
世界保健機関(WHO)ではセルフメディケーションを「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」と定義しています。
セルフメディケーションとは自分の健康管理を普段から行い、ちょっとした怪我や、疲労等が原因の体調不良の場合、OTC医薬品(下記参照)等の利用や十分な休養をとることで自らの健康維持に努めることです。
セルフメディケーションを行うことは生活習慣病の予防にもつながり、医療費の削減効果が見込まれます。
【OTC医薬品とは】
OTCは英語のOver The Counter(カウンター越しの)の略で、OTC医薬品とは薬局・薬店・ドラッグストアなどで処方せん無しに購入できる医薬品のことです。
セルフメディケーションって何をすればいいの?
まずは自分の健康状態を知ることが大切です。毎年健康診断を受診しましょう。
そして適度な運動やバランスの良い食事をこころがけ、十分な休養を取ることで病気になりにくい身体を作りましょう。
また、体調不良が続く場合や分からないことがある場合は安易に自己判断せずに薬剤師や医師に相談し、正しい知識を身につけたうえで軽い風邪等や怪我の際に、OTC医薬品等を上手に利用していくことがポイントです。
セルフメディケーション税制
平成29年から医療費控除の特例として、健康の維持増進及び疾病の予防への取組として一定の取組(健康診断の受診および予防接種など)を行う個人が、ドラッグストア等でスイッチOTC医薬品(要指導医薬品及び一般用医薬品のうち、医療用から転用された医薬品)を購入した際に、その購入費用について所得控除を受けることができる制度です。
セルフメディケーション税制の詳しい内容につきましては、下記のページをご覧ください。