粟野中学校 認知症サポーター養成講座
最終更新日:2015年11月25日
10月29日、粟野中学校の2年生が「認知症サポーター養成講座」を受講しました。
認知症の病態生理や症状、認知症の方への接し方について、講話や寸劇を通して学びました。
受講後のアンケートより
「認知症」の勉強をして、一番印象に残ったことはどんなことですか?
- 高齢者の4人に1人が認知症および予備軍であること、認知症は誰にでも起こりうる病気であること。
- 認知症は何でもかんでも忘れる病気かと思っていたけれど、感情は忘れず変わらないということ。
- 認知症の人に対して怒ったり、否定したりすると認知症が進行してしまうこと。
- 認知症の人に接するときは、「驚かせない」「急がせない」「プライドを傷つけない」の3つの「ない」を意識して優しく接すること。
- 一番苦しんでいるのは認知症の本人だということ。
「認知症」の人に会ったら、みなさんがしてあげたいことは何ですか?
- 責めたり間違っていると否定せずに、一度話を受け止めて対応したい。
- 特別な人とは思わず、温かい目で見守ってあげたい。
- ちゃんと話を聞いてあげたり、やさしく接したり、その人がうれしく感じることや助かることをしてあげたい。
- 話し相手になってあげたい。
- 2つ以上のことが重なると理解できなくなるので、一つ一つ丁寧に説明したい。
わたしたちが伝えたかったことをしっかりと理解し、自分たちにできることを考えてくれました。子どもたちの優しい気持ちが伝わってきますね。