東浦中学校 認知症サポーター養成講座
最終更新日:2015年12月28日
12月17日、東浦中学校の全校生徒が「認知症サポーター養成講座」を受講しました。認知症について学び、認知症の方への接し方について考えました。
認知症の症状について講義で学びました。
講義のあと、認知症の方への接し方について考えました。朝ごはんを食べたことを忘れてしまったおばあちゃんを例に挙げ、どのように接したらよいかグループごとに話し合い、寸劇をして発表しました。子どもたちからは、ごはんの代わりにおやつを一緒に食べたり、一緒にゲートボールをしたり、ご飯を食べたことがわかるように記録しておく、などの良い意見がでました。
受講後のアンケートより
認知症の勉強をして、印象に残ったことはどんなことですか?
- 認知症の人は、2つ以上のことを言うと混乱してできなくなったり、物盗られ妄想が起きることがわかった。
- 認知症の人は、自分が一番悲しくて、自覚している部分もあるということで、認知症の人に冷たい対応をすると、すごく相手を傷つけてしまうこと。
- 認知症というのは脳だけの病気だと思っていたけれど、心にも関わってくるということがわかった。
認知症の方に会ったら、自分たちがしてあげたいこと、できそうなことは何ですか?
- 認知症の人に会ったら、自分からどうしたいんですか、家はどこか覚えていますか、などを聞いて、しっかりと助けてあげたいと思った。
- 優しくゆっくりと、相手のペースで話す。
- 優しく話しかけ、話を聞いてあげる。
子どもたちのやさしい気持ちが伝わってきます。みんな立派な「認知症サポーター」ですね。