「敦賀市アーバンスポーツ施設整備基本方針」を策定しました
最終更新日:2025年3月31日
敦賀市では、これまで、ワークショップの開催や地元利用者団体との意見交換などを行い、余暇の充実、健康増進等に向け、公園・遊び場の機能を持たせたアーバンスポーツ施設の整備について検討してきました。
この度、施設整備についての基本方針を策定しましたので、その概要をお知らせします。
今後、この基本方針をベースに、スケートパーク・セクションやバスケット・コートなど、施設全体のレイアウト、ディティールについて、令和7年度に実施設計を行う予定です。
アーバンスポーツとは
アーバン(urban)は日本語で「都市の、都会の」の意味を持ちます。
アーバンスポーツは都市型スポーツともいわれ広いスタジアムやアリーナを必要とせず、街中の広場など小さなスペースでも始めることができます。
代表的な競技としてはスケートボードやBMX、インラインスケート、3×3(3人制バスケットボール)などが挙げられます。
2020年の東京オリンピックや2024年のパリオリンピックの日本人選手の活躍により近年、益々注目度が高まっているスポーツです。
アーバンスポーツ施設整備基本方針
整備予定地
敦賀市総合運動公園内の屋外ゲートボール場の一部にアーバンスポーツ施設を整備します。
屋外ゲートボール場面積 | 約5,000平方メートル | ||
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うちアーバンスポーツ施設整備面積 | 約3,000平方メートル |
基本方針
1.施設コンセプト
- 競技性に特化したものではなく、公園・遊び場としての機能を持たせ、誰もが日常的に利用できる場所
- 飽きがこず、継続的に何度も利用したいと感じることができ、アーバンスポーツを楽しみながら、交流を深められる場所
2.施設ターゲット
- アーバンスポーツの経験やレベルを問わず、市内外の未就学児から高齢者まであらゆる層
3.利用可能種目
- スケートボード、BMX、インラインスケート等のローラー系スポーツ(用具指定なし。ただし動力装置の使用は不可。)
- 3on3バスケット
- ボルダリング
- パルクール、スラックライン等の遊戯施設
整備方針
施設全体面積 | 約3,000平方メートル | ||
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スケートパークゾーン | 約1,500平方メートル | ||
パークエリア | 約300平方メートル | ||
ストリートエリア | 約600平方メートル | ||
フラットエリア | 約600平方メートル | ||
緑地ゾーン | 約400平方メートル | ||
バスケットボールゾーン | 約500平方メートル | ||
歩行路 | 約600平方メートル |
- スケートパークゾーンの一部に日除け(雨除け)の屋根を設置
- 夜間利用のために公園灯を設置
- 緑地ゾーン及び既設緑地帯内に休憩施設、アーバン系遊戯施設を配置
- 既設ゲートボールゾーンとの境界に緩衝緑地帯を配置
- 施設全体に開放感を持たせるため、ゾーン外周部の柵は最低限の配置
管理方針
管理方針については、施設の実施設計を進める中で、今後、詳細を検討していきます。
利用日・利用可能時間は運動公園の管理体制をベースとすることを考えており、ヘルメットやプロテクターなどのレンタルについても検討しています。
関連リンク
「アーバンスポーツ施設整備検討事業 第3回ワークショップ」を開催しました
「アーバンスポーツ施設整備検討事業 第2回ワークショップ」を開催しました
「アーバンスポーツ施設整備検討事業 第1回ワークショップ」を開催しました
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