人道の港 敦賀ムゼウム入館者が30万人を達成
最終更新日:2019年3月11日
30万人目の入館者と市長との記念撮影
3月9日、人道の港 敦賀ムゼウムの入館者数が30万人を突破しました。
この日は、記念セレモニーが開催され、30万人目の入館者の方に、市長から記念証と記念品が贈呈されました。
30万人目は、滋賀県から敦賀を訪れていた
中山さんは、「敦賀には多くのユダヤ難民の命を救った歴史があることが印象に残った」と話しました。
花束を受け取る中山さん
市長から記念証を贈呈される野上さん
2008年3月にオープンした敦賀ムゼウムでは、古くから大陸の玄関口として栄えた敦賀港の歴史や、1920年代にシベリアから救出されたポーランド孤児、1940年代にリトアニア・カウナスで領事代理を務めていた杉原千畝氏が発給した「命のビザ」を携えたユダヤ難民が上陸した史実を紹介しています。
なかでも、過酷な運命に翻弄されながらもやっとの思いで上陸した彼らに対して、当時の敦賀市民がリンゴを無償で提供したり、銭湯を開放したりするなどの温かいおもてなしのエピソードに触れることができる施設として、国内外から愛されてきました。
2020年度には、展示内容を充実させた、より規模の大きな新施設のオープンを予定しています。
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