平成29年度予算
最終更新日:2018年3月30日
本市の財政は、地域経済の低迷により税収の増加が見込めない一方で、社会保障関係経費や福井国体等大型事業に係る負担が増加し、財源の確保に苦慮する状況にあります。このため、当初予算編成に当たっては、国の第2次補正予算に採択された事業の平成28年度12月補正への前倒しや、事業の見直し、各種目的基金からの繰入等を行い、財源を確保しました。
また、本市の魅力と活力を取り戻すことを目指す、第6次敦賀市総合計画後期基本計画「敦賀市再興プラン」に掲げる施策を着実に推進するため、本計画に沿った事業に対し、重点的に予算の配分を行いました。
当初予算の主な事業
地域資源を活かした市街地の活性化
北陸新幹線開業を平成34年度末に控え、地域資源を活かした中心市街地の活性化に向けた氣比神宮や敦賀港周辺エリアへの誘客促進に繋げる施策として、金ヶ崎周辺施設の整備方針等策定を行います。また、クルーズ客船の寄港にあわせたおもてなし等、本市の魅力の発信に努めます。
主な事業
- 金ヶ崎周辺施設整備計画策定等事業費 2,505万3千円
- アクアトム管理運営費 3,555万円
- クルーズ客船寄港誘客事業費 250万円
- 観光賑わい推進事業費 800万円
- 氣比神宮大鳥居保存修理事業費補助金 1,045万7千円
災害に強い「ひと」・「地域」・「まち」づくり
原子力災害時における広域避難先についての理解を深めるため市民の方を対象とした奈良県内の避難施設の視察や交流を行います。また、災害時に避難所生活に必要となる資機材、備蓄用品の購入、更には災害の種類・状況に応じて適切な避難行動が行えるよう指定緊急避難場所の表示看板を設置します。
主な事業
- 備蓄用品購入費 314万3千円
- 緊急避難場所表示看板設置事業費 378万2千円
- 広域避難先視察研修事業費 58万2千円
- 松島ポンプ場長寿命化事業費 1億3,400万円
- 木崎配水池整備事業費 2億4,400万円
特色と強みを活かした産業の振興
将来における産業構造の複軸化を見据え、ハーモニアスポリス構想策定事業において水素社会形成に向けた計画策定や道路網可能性調査等による本市の特色と強みを活かした産業の振興を図ります。また、冬季の敦賀港の安定利用を支援するための運行事業者への補助や第2産業団地の整備を行います。
主な事業
- ハーモニアスポリス構想策定事業費 9,372万7千円
- 農福連携サポート事業費 32万8千円
- まちなか創業等促進支援事業費補助金 150万円
- 敦賀港定期航路活性化促進事業費補助金 600万円
- 第2産業団地整備事業費 9億6,165万2千円
心豊かな人を育む環境づくり
小規模保育所の新設及び認定こども園の増改築整備等に補助を行い、子育てしやすい環境づくりの推進に取り組みます。また、敦賀市立看護大学において準備が進められている大学院設置等に係る施設改修や備品整備に対する支援を行います。
本年6月から10月にかけて開催される福井しあわせ元気国体プレ大会の実行委員会負担金と競技会場となる運動公園プール等の改修を行います。
主な事業
- 「知・徳・体」充実事業費 131万円
- 私立認定こども園施設整備事業費補助金 1億3,082万2千円
- 公立大学法人施設整備費補助金 1億5,481万9千円
- 国民体育大会関係経費 1億5,877万6千円
その他の事業
重点施策以外では、行財政改革推進のための取組や、市制施行80周年を迎えることから記念事業を行います。
主な事業
- 口座振替加入促進事業費 23万9千円
- 夏季巡回ラジオ体操・みんなの体操会開催事業費 99万6千円
関連リンク
関連ファイル
平成29年度12月補正予算事業概要(PDF:1,005KB)
平成29年度12月追加補正予算事業概要(PDF:316KB)
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