平成28年度予算
最終更新日:2017年3月28日
本市の財政は、日本原電敦賀1号機の廃炉に伴う税収および三法交付金の大幅な減収が見込まれる一方で、社会保障関係経費の増加により、財源の確保に苦慮する状況にあります。
このため、当初予算編成にあたっては、事業効果の検証や他自治体との比較を通じた「行政の棚卸し」や、事業の効率化や地域・団体との協働を通じた「行政のスリム化」を推進するとともに、財政調整基金からの繰入を行い、財源を確保しました。
当初予算の主な事業
交流人口増加に向けた受け皿づくりの推進
福井しあわせ元気国体・大会の開催や北陸新幹線敦賀開業等による交流人口増加を見据えた受け皿づくりの推進を行います。「人道の港」を前面に押し出したPR展開を行い、敦賀港周辺エリアへの誘客促進を図ります。また、氣比神宮の大鳥居修復に対する補助や国道8号の2車線化に向けた実施設計、アクアトムの整備等を行います。
主な事業
・人道の港敦賀事業費 765万7千円
・氣比神宮大鳥居保存修理事業費補助金 317万3千円
・国道8号空間整備事業費 236万2千円
・アクアトム整備事業費 2億円
人口減少対策の推進
地方版総合戦略として策定した、敦賀市人口減少対策計画の重点施策(産業振興・子育て支援・人材育成)に沿って事業の推進を図ります。産業振興では、第2産業団地の整備及び企業誘致、敦賀西部地区土地改良事業の推進等を行います。子育て支援では、子育て世帯や観光客が利用する施設にベビーシート等を設置、人材育成では、敦賀市立看護大学の運営支援等を行います。
また、健康づくりの推進やU・Iターン者等の定住促進にも取り組んでいきます。
主な事業
・企業誘致費 402万2千円
・土地改良推進事業費 1,573万6千円
・公共施設トイレ乳幼児対応備品設置事業費 118万9千円
・公立大学法人運営費交付金 3億8,968万4千円
・健康づくり推進事業費 185万7千円
・定住促進住宅改修等支援事業費 300万円
行財政改革の推進
第6次総合計画後期基本計画の策定に取り組むとともに、今後の公共施設などの基本方針を定める公共施設等総合管理計画の策定に取り組みます。また、下水道事業を公営企業会計に移行するための準備を行います。
主な事業
・公共施設等総合管理計画策定事業費 2,311万2千円
・総合計画後期基本計画策定事業費 446万円
・公営企業会計移行業務費 3,555万3千円
その他の事業
重点施策以外では、焼却等処理施設整備に係る基本構想の策定、適地の選定、居住機能や都市機能の誘導および公共交通の充実に関する包括的なマスタープランである立地適正化計画の策定、福井しあわせ元気国体・大会に向けた実行委員会負担金と競技会場となる運動公園プール等の整備を行います。
主な事業
・焼却等処理施設基本構想策定事業費 1,748万1千円
・立地適正化計画策定事業費 602万2千円
・福井しあわせ元気国体競技施設整備事業費 1億322万円
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