平成26年度予算
最終更新日:2015年3月1日
本市の財政は、地域経済の低迷により税収が低い水準にある中、社会保障関係経費や施設改修・解体等に係る一般財源負担が増加し、財源の確保に苦慮する状況にあります。
このため、当初予算編成にあたっては、国の補正予算に採択された事業の平成25年度3月補正への前倒しや、地域の元気臨時交付金等の活用による財源確保を行うとともに、他市の類似事業の調査や本市における標準的な事業量を精査するなど、事業の見直しを行い、収支の均衡を図りました。
予算配分においては、5つの重点施策に掲げた項目に基づき、配分しました。
当初予算の主な事業
ニーズを的確に把握した福祉施策の充実
地域福祉計画策定事業費 559万円
社会福祉法に基づき、地域福祉施策を総合的に推進するうえでの基本的指針となる「地域福祉計画」を策定します。住民の自助、地域の共助及び公的福祉サービスの役割を示し、住み慣れた地域で行政と住民が一体となって支え合う体制づくりを推進します。
在宅医療・在宅介護連携推進事業費 250万円
敦賀市が運営する基幹型地域包括支援センター「長寿」に専門のコーディネーターを配置し、市民や各介護保険事業所からの相談への対応、医療と介護の連携推進のために研修会等を実施します。
子ども医療費助成費 1億6,425万4千円
保護者の経済的負担の軽減、子どもの保健の向上と福祉の増進を図るため、小学校修了までの子どもを対象に、医療機関等に支払った医療費の全部または一部を助成します。
平成26年10月診療分より中学校修了までの子どもに対象を拡大します。
医療機器整備事業費 1億260万円
人工腎臓装置(透析装置)及びポータブル撮影装置を購入し、透析医療体制を強化します。
広域交通網の整備と地域資源を活かした賑わいづくり
赤レンガ倉庫整備事業費 6億392万8千円
平成24年5月に策定した「金ヶ崎周辺整備構想」において先導プロジェクトとして位置づけられる赤レンガ倉庫について、平成27年秋の供用開始を目指し、整備を行います。
舞鶴若狭自動車道全線開通記念事業費 1,425万7千円
舞鶴若狭自動車道全線開通に合わせた情報発信を集中的に実施するとともに、記念事業の開催を支援することにより、誘客を図ります。
敦賀港レトロ浪漫ARアプリ開発事業費 1,512万円
ユダヤ難民上陸地点プレートの設置地点を中心に、敦賀港駅や税関の建築物を含む往時の金ケ崎岸壁の景観を再現する「ARアプリ」を開発することにより、観光客や市民が敦賀を楽しむ新たな手段を提供し、港周辺の賑わい創出につなげます。
景観形成地区道路整備事業費 1億1,352万9千円
景観形成推進地区内にあるお魚通りの道路整備と博物館通りの電線類地中化工事等を行い、周囲の景観にふさわしい道路へと整備します。
災害に強い防災体制の確立
原子力防災対策費 993万円 1千円
原子力災害に対する備えと、住民の原子力防災に対する意識の啓発を図ります。また、防災放送チャンネルのデータ放送にて、常時市民が環境放射線量を確認できる環境放射線情報連携システムを構築します。
防災備蓄倉庫整備事業費 1,640万1千円
市内の防災資機材や備蓄用品の配備状況及び立地環境を考慮し、複数箇所の避難所開設や既存倉庫が被災した場合に備えるため、新たに防災備蓄倉庫を整備します。
消雪施設整備事業費 6,150万円
冬期間の車両通行を確保し、交通安全及び市民生活の向上を図るため、消雪施設を整備します。
木崎配水池整備事業費 4,287万9千円
地震等の大規模災害に備え、老朽化が進行した配水池を耐震性に優れた施設へ順次更新することにより、災害に強いライフラインを構築します。
地域経済情勢に即応した経済対策
店舗リニューアル等支援事業費補助金 2,500万円
市内で商業等を営んでいる中小企業者等や出店を予定している者に対し、店舗改善等のための改装、備品の購入経費の一部を支援します。
中小企業魅力発信事業費補助金 60万円
市内事業者から消費者に対する割引特典(クーポン券)への協力を募り、敦賀市がクーポン券を付帯したパンフレットを作成し、市内外に向け配布することにより、店舗への集客と消費拡大効果を図ります。
デコレーション野菜等生産支援事業費 100万円
力強い農業経営基盤の確立を目指すため、現状の経営規模で収益を増加させることが出来る革新的な取り組みや独自性あふれる農産物の生産にかかる経費を助成します。
地域と人を繋ぐ生涯学習の推進
公立大学法人運営費交付金 3億97万4千円
公立大学法人敦賀市立看護大学(仮称)の運営に必要な金額を交付します。
松原公民館建設事業費 2,772万3千円
松原公民館建設に伴う実施設計を行います。
グラウンドゴルフ場整備事業費 1億9,744万7千円
グラウンドゴルフは本市において年々競技人口が増加しており、また高齢者の健康増進に資する役割は大変大きなものがあることから、専用グラウンドの整備工事を行います。
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