沓見小学校 認知症サポーター養成講座(令和2年度)
最終更新日:2020年12月28日
令和2年11月7日、沓見小学校3年生が認知症サポーター養成講座を受講しました。
脳の働きについて勉強しました。
認知症の症状を知り、相手の気持ちになって考えました。
寸劇で、認知症の方への接し方を学びました。
受講後のアンケートより
認知症の勉強をして、友達やお家の人に教えてあげたいことはどんなことですか?
- にん知しょうの症状が、場所や時間がわからなくなるということをみんなに教えたいです。また、にん知しょうの人に会ったら道を教えてあげたり、やさしく声をかけるなどの行動をしてあげたいです。
- なおらない病気だけど、気持ちは残っているのでいろんな事を感じていることも分かりました。
- にん知しょうをなおす薬はないけれど、にん知しょうをおそくする薬は出ていることが分かりました。
- にん知しょうになったら一番つらいのはにん知しょうになった人だから、その気持ちを受け入れてあげてほしいという事が分かりました。
- にん知しょうは、脳の病気だと分かりました。にん知しょうは安心していると病気があっかしないことが分かりました。
認知症の人に会ったら、みなさんがしてあげたいことは何ですか?
- 私は特に大切だと思った事は「認知症の人に会ったらやさしくせっする」ということです。その人にとってつらい言い方をされて不安になっていたら、このせっし方でせっしてあげたいなぁと思いました。もしも、わたしのおじいちゃんやおばあちゃんが認知症になったら、とても悲しいです。今までの思い出を忘れてしまったり、家族の事などを忘れてしまう病気だからです。でもそうなってしまってもやさしくみんなで支えてあげたいと思います。今回習ったことは全てが大切なんじゃないかなぁと感じました。
保護者の方からのアンケートより
- 3世代で生活する事がなくなっている時代にお年寄りとの生活を実感できない子も多いと思う。その中でどう認知症を持った人と接すると良いかを学ぶ事、また、認知症以外にもがんなど身近な病気を知る事の大切さを学ぶ機会がますます増えるといいと思いました。
- もし自分がその立場になった時、どうすればいいかが分かると協力しあえると思います。
- 子供たちが小さいうちから認知症は「病気」だという正しい知識を教える取り組みは優しい社会をつくる一環だと感じ、ありがたく思います。私たち親も、なんとなくは知っていたものの、日常で更に意識するきっかけとなりました。