南小学校 認知症サポーター養成講座(令和4年度)
最終更新日:2022年6月23日
令和4年6月2日(木曜)、南小学校4年生29名が認知症サポーター養成講座(オープンスクール)を受講しました。
認知症の症状について勉強しました。
寸劇を通して認知症の方への対応方法を学びました。
受講後のアンケートより
認知症を勉強して、友達やお家の人に教えてあげたいことはどんなことですか?
- 認知症は6から7人のうち1人がかかる病気ということ。
- 認知症は治すのも難しい病気であること。
- 誰でもかかりやすい病気だということ。
- 認知症の人は、人のことを忘れる、道が分からなくなる、迷子になる、自分のしたことを忘れるということ。
- 認知症の人たちは脳の働きが悪くなるだけで気持ちや感情などは変わらないということ。
認知症の人に会ったら、みなさんがしてあげたいことは何ですか?
- やさしく声をかけて、できるだけのことは助けてあげたいです。家までの道が分からなくなっていたら教えてあげたいです。
- その人がのびのびと生活できるようにサポートしてあげる。自分ができるだけ手伝う。
- 安心させてあげたいです。道を教えたり、家まで送ってあげることもしてあげたいです。
- 認知症の人が忘れても怒らないで、やさしく言ったりして、認知症の進むスピードを遅らせてあげたいと思いました。
保護者の方からの感想
- 私の家庭は核家族で祖父母とも遠く離れて暮らしているので、普段お年寄りの方々とふれあう機会がありません。今日の授業は子どもにとって、初めて知る興味深い内容だったと思います。うちのようにお年寄りとふれあいの少ない家族のためにもこういう教育はもっと行われてほしいと思いました。
- なりたくない!と思うだけでは防げない病気の数々。高齢化で増えてくる認知症。幸い私の親にはまだその兆しは見えませんが、いつ何時介護生活が訪れるか分かりません。祖父母と同居する児童も少なかったですし、認知症を目の当たりにしている児童もごく少数です。そんな中で、分かりやすいお話とビデオ、寸劇でこの年代の子どもたちにまずは知ってもらうというところからアプローチしていくのは大事なことだと思いました。
- 今日の授業に参加したことで、自分の家族が認知症になったり、町の中で見かけたとしても偏った見方をせずに接してもらえたらと思う。